アルセーヌ・ルパンの事件現場を巡る③-『金三角』でパトリスとコラリーが殺されそうになった館はどこ?-
みなさん、こんにちは!
昨日、YouTube「アルセーヌ・ルパンの冒険に登場するパリの劇場巡り」をアップしたので、パリを訪れる際の参考になれば嬉しいです↓
その他のYouTubeも是非あわせてご覧頂けると嬉しいです↓
さて、今回も、新刊「アルセーヌ・ルパンの聖地巡礼本」をご紹介しながら、パリの事件現場を巡りたいと思います!
フランスで出版された新刊↓
『金三角』のあらすじや詳しい話については、このブログの過去記事や拙著でも紹介しているので、今回はストーリーの特徴や私の感想のみを簡単にお話ししたいと思います。
拙著↓
(『金三角』をまだ読んだことがない方は、ネタバレになるかもしれないので、ご注意ください。)
『金三角』はもうね・・・面白すぎる!!
ミステリー好きにとってはたまらないストーリー!
・物語の時代背景が、第一次世界大戦中なので、戦争中のフランスの影響が色濃く(実質的な主人公であるパトリスは、戦争で足を負傷し義足である)、やや暗めのストーリーとなっている。
・時代背景と相まってミステリーの要素も濃い(他のアルセーヌ・ルパン作品に比べて)。
・だけど、ちゃんとラブロマンス(しかも運命の2人なのか⁉と思わせる展開)もあるから、一気に読めてしまう!
・ルパンは、物語が2/3ほど進んだところで、救世主的に登場する。
この一番最後の「ルパンが救世主的に登場する」ですが、殺されそうになるパトリスとコラリーを、ルパンが最終的に助けることになるからなんです。
パトリスとコラリーは、エサレス邸の隣にある館へ入り、そこで絶体絶命の危機に陥る(殺されそうになる)んですね。
で、私は、その館は、ランバル邸(あのマリー・アントワネットの女官長だった方の家です)あたりなんじゃないかと思い、現時点では場所の断定は出来ないので、次回フランスに行った時に確かめたいと拙著に書きました。
その後、『金三角』のミステリー現場をもう一度調べ、YouTubeを作ったりしていましたが・・・↓
なんと、あのエサレス邸と死の館(←パトリスとコラリーが閉じ込められる館。聖地巡礼本にそう書いてあったので、ここでも”死の館”としておきます)の場所が分かったんです!!
記事が長くなるので、次の記事でその場所を地図付きで、みていきたいと思います。