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待望の新作小説『冥界転生』 〜いざ、冥府の扉が開かれる〜

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の著者が放つ!【歴史×政治×ミステリー】新感覚エンターテインメント最新作!

昨年夏以来、
待ち望まれていた私の新作小説

『冥界転生』

ついに刊行されました!

冥界転生

東京都内書店ではすでに展開されていますが、
満を持して皆様にお届けします!

今作は、完全なるエンターテインメント作品として、
私の得意とする、
歴史と現代の融合
これをダークネスに展開させました。

史上屈指の剣豪×最凶の謀略内閣×陰陽師の末裔
数奇な運命で集いし光と闇の異才が、激突する!

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の逆で
史上最悪の偉人による最凶内閣が誕生する物語です。

あらすじ

最強の陰陽師・安倍晴明の血を引く女子高生、明知凛。
彼女は日に日に大きくなる顔のあざに悩まされていた。
政治家であり神主でもある父は、
それは世に憎悪が渦巻き何かが起きる際に現れる
「さらら姫」に関係すると言う。

時を同じくして、
失政が続き内閣支持率は史上最低。
貧困に喘ぐ国民の憎悪や怒りを一身に集める総理大臣のもとに、
地獄の下にある冥界と地上界を結ぶ間道・将門の首塚を抜け出た平清盛が現れ、その体を乗っ取ってしまう。

清盛は生前の野望を果たすために「霊力」を集め、
北条義時
井伊直弼
など史上屈指の謀略に長けた傑物を冥界から次々呼び寄せることで、
独裁者への道を突き進む。

その過程で、明知凛が冥界の者に敵対する陰陽師の力を持っていることが露見してしまう。
さらに、数奇な運命で両者に繋がっていた
宮本武蔵
柳生十兵衛
沖田総司
謎の陰陽師
などが集い、激しい戦いが繰り広げられることに。

果たして憎悪や怒りといった人の想念から生じる「霊力」は、
清盛と陰陽師のどちらに利するのか。
歴代屈指の剣豪たちの勝負の行方は……。

本作に込めた想い

『冥界転生』は、
これまでの「もしもシリーズ」とは一線を画す作品です。

ベースになっているのは、
私が十年間総合演出を務めた舞台「魔界」
魔界という異空間で歴史上の英雄が戦うというコンセプトのこの舞台は、
毎月新作を発表するという常識外れの企画で、
実に77回を数えました。

本作は、その舞台のコンセプトを受け継ぎ、
よりエンターテイメント性を高め、
そこに現代の政治の混乱や不信を反映させ、
現代人を過去の偉人が制圧していく様を描いています。

現代社会への不安と提言

現代の社会は憎しみに溢れています。
陰謀論と二項対立。
それは、正義と正義の対決でもあり悪と悪との戦いです。

日本だけでなくその危機は世界に広がり、
人類はまた愚かなあの世界大戦の世界に突入していくかもしれません。

その恐怖がこの作品のテーマです。
そして、その私なりの解答は、
この作品の最後の一行に込めました。
私は小説という「物語」に現代社会への警鐘を鳴らしたつもりです。

歴史は繰り返すが、
その結論は変わっていく。
人間は愚かです。
愚かであるが故に美しい。
それが私の歴史観です。

不条理で不合理だからこそ、
それを超える美しさや優しさがある。
絶望と同じくらい希望はある。
それが陰陽というものです。

「もしもシリーズ」が陽とすれば、
「冥界転生」は陰です。

「冥界転生」というタイトルは、
私に多大な影響を与えていただいた、
山田風太郎先生の「魔界転生」のオマージュです。
同世代の方にもぜひ手にとってほしいと思います。

映画版「魔界転生」
舞台版「魔界転生」

ぜひ一人でも多くの方にこの作品に触れてほしい。
現代社会への警鐘を鳴らす、
渾身のエンターテインメント作品『冥界転生』。

ぜひ、ご一読ください。

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