水餃子&タレいろいろ

餃子は、美味しいですよね。
ついつい、食べすぎてしまいます。

昨日は、「羽根つき餃子」について、書きました。
今日は水餃子です。

以前、餃子のまち宇都宮で、美味しい水餃子を食べたことがありました。

水餃子は、スープ仕立てと、お湯の場合があります。
私は、スープ仕立てを選び、友人はお湯にしました。

スープの中で自己主張している水餃子を、タレに付けていただきます。

レンゲの上で湯気を立てている餃子を、フウフウ吹いて冷まし、タイミングを見計らって口に運びます。
熱すぎて、やけどをしてしまうこともありました。

象牙色の水餃子が、つるりと喉を通ります。
ちょっと厚めの皮が、気持ちの良い弾力を伝えてくれました。

「美味しいね」と言って隣にいる友人を見ると、彼女は、水餃子の入った丼の中に、タレを全部入れてしまったのです。

「何してるの?」
驚いて声をかけました。

「こうすれば、スープの代わりになるでしょう?味は調整できるし」
更に、醤油をたらしました。

汁は醤油で薄い茶色になり、細かくラー油が浮いています。
お湯から、スープに変わりました。

餃子全体に、タレが絡まっているような感じです。
味付けにむらがなく、あっさりしているので食べやすい。

「結構いけるね」
「でしょう?」

水餃子の後は、焼き餃子を注文します。

「家ではね、焼き餃子のタレは3種類用意するのよ」
ビールを飲みながら、彼女が言いました。

「ポン酢とか?」
「それもいいけど、塩胡椒が絶品なのよ。液体ゼロだからカリカリのまま食べられるの。ビールにぴったり」
「確かに、唐揚げを塩胡椒で食べても美味しいから、それと同じだね」

「醤油、塩胡椒とくれば、あとは分かるでしょ?」
「もしかして、お味噌?」

「そう。お母さんが試しに作ったんだけど、すごく美味しいの」

合わせ味噌をみりんとお酒で伸ばし、少し甘くする。
そこに豆板醤を入れて辛みを出す。
あれば、刻みネギと一緒に食べる。

聞いているだけで、お腹が減ってきました。美味しそう。
そのタレで食べたいけれど、ここはお店ですから無理。

運ばれてきた焼き餃子を、テーブルの上にあった塩胡椒で食べてみました。
「すごい。本当にずっとカリカリだね」

口の中で焦げた皮が踊っています。その感触にうっとり。
あっという間に食べ終わってしまいました。
楽しい思い出です。

食いしん坊の友人のおかげで、違う美味しさを味わうことが出来ました。
みなさんも試してみて下さい。

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