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煮物いろいろ 煮しめ、田舎煮、うま煮
先日、なんちゃって筑前煮をつくりました。
あまりにも、本来の筑前煮とかけ離れているような気がします。
考えてみると、煮物にはいろいろな種類があります。似たような名前もあり、何がどう違うのか分からない。
少し調べてみました。
「煮しめ」 「田舎煮」 「うま煮」
についてです。
煮しめ
時間をかけて、ゆっくりと煮汁を残さず、食材に染み込ませていく調理法。
煮しめる、と表現します。
煮しめてできた料理を「煮しめ」と呼びます。
たまに、「煮〆」と書いてあるお店があります。
かわいらしい感じがしますよね。
そういうお店は、筆でお品書きを書いている場合が多い。
つい、注文してしまいます。
煮しめに使う具材は根菜や芋類、油揚げなど地域や家庭によって違います。
味付けもだしを効かせたり、しょうゆや砂糖で甘辛くする場合もあるので、個性が出ますね。
田舎煮
これは、色々な説があって面白い。
○甘辛い味で煮る素朴で家庭的な煮物のことです。
醤油味の他、味噌仕立てにもします。
田舎煮は主に野菜、特にナスをよく使います。
→ナスという固有名詞にちょっとびっくり。意外でした。
○大根やにんじんなどの野菜をおしょうゆやお酒、みりんなどで煮込んだ料理。
→私にとっては、一番しっくりくる説明です。
○凝った味付けをしていない、煮込み料理
→愛想がない表現ですが、妙に説得力があります。
うま煮
「うま煮」の由来は「旨煮」、もしくは「甘煮」から来ているとされています。
食材を煮ることによって引き出される旨味や、砂糖やみりん、しょうゆなどで甘辛く煮たときの甘さを表現したものらしい。
うま煮も煮しめと同様に、地域によって入れる具材や味付けがさまざま。
具材には野菜のほかに豚肉や鶏肉を入れるところもあるそうです。(筑前煮も鶏肉を入れます)
うま煮と煮しめは同じものだという意見と、別物だとする意見があります。
私は両方OKだと思います。
どれをとっても、同じ「煮物」のカテゴリーに入るのですから、好きな呼び方をすればいいのかな、という感じですね。
私は、お煮しめというのが一番好き。
今度から自分が作る煮物は、そう呼ぼうかなと思います。