なりたかった喫茶店のマスターに。vol1「お金かやりがいか」
小さい頃、将来の夢を書く欄があった。
プロ野球選手や教師、憧れる職業は色々あるが、僕は子どもながら、渋いおじさんになって、コーヒーを淹れながら「いらっしゃい」と声をかける人になりたかった。
そんな人、見たことないのに。笑
でも、僕は髭もあまり生えないし、コーヒーは淹れられないし(飲む方が好き)、声も低いどころかむしろ高い。
渋いとは無縁の顔をしているが、僕はふと思った。
喫茶店のマスターになって、何をしたかったんだろう。
そこに向き合うと、今と繋がるものがあった。
それは「相談をうけること」だ。
何か日頃の困ったことがあれば、近所の珈琲店に行こう。あのおじさんに聞いてもらおう。
そんな人になりたかったんだ。
僕はまたふと思った。
それなら、今の自分にでもできるぞ。
おかげさまで、今の僕には様々なキャリアに関する悩み、人間関係の悩み、が寄せられる。
そして、僕は書くことが好きだ。
おお!
そうだ。書く喫茶店のマスターになろう。
ということで、不定期になるが、
悩みや質問のようなものに、今の僕から、現時点で思う考えることを、存分に書くシリーズを始めようと思う。
小さく始めるから、続くかはわからないけど、
とにかく夢に向かって、一歩踏み出すことが大事だと言っているので、僕が出さなくてどうするんだ精神で頑張ろうと思う。
今日はその1回目。
もし読んでおもしろかったら、相談してほしい。
では、始めよう。
仕事はお金かやりがい、どちらが大切ですか?
今日の質問は、実際に僕がもらった質問だ。
お金かやりがい。
そうか、質問をした人はおそらく「お金とやりがい」が両立しないものだと思っているのだろう。
ここで僕が「こうだ!」と答えても仕方ないので、僕が聞いた話もふまえながら考えていこう。
フライト中。
ちなみに今、僕は飛行機の中でこの文章を書いている。先ほどまで沖縄にいて、明日は東京にいないといけない。
ただ僕はここで新発見をする。
フライト中は、意外と乗り物酔いをしない。
正確にいうと、飛んで安定をしてしまえば、携帯を触れる。
そして、電波もないものだから、なんだか書くことに最高に集中できる。なんていい環境なんだ。
そう、環境といえば、
働く中で、僕は今年の4月に転職をした。
人生初の転職をして感じたのは、行うことと環境って精神にめっちゃ影響を及ぼすということだ。
以前までの職業は、とても楽しかったものの、正直メンタルは安定していなかった。
向く向かないはあると思うのだが、心が元気にならなかった。
生徒の前では最高に楽しい。でも、家に帰ると怖いのだ。明日が来るのが。
だが、今は正直明日が来ることが楽しみで仕方ない。これは一体何なんだろう。
決して、前職が良くなかったわけではないのに。
やりがいは年収を上げる。
ここからは、僕の憶測だ。
でも、色々な人に聞いて、共通点を探った憶測だ。
それはサブタイトルにもあるが、
「やりがいは年収を上げる」ということだ。
一つずつ紐解いていこう。
そもそも「やりがい」ってなんだ。
僕の中では、やりがいはこう定義する。
この2つが掛け算となって、とても高い時に「ああ、仕事したなあ」って感じると僕は思う。
この2つどちらかでも欠けると、なんだか少しモヤモヤする。
そんな感覚があなたにもあるのではないだろうか。
では、やりがいを感じる仕事で起こる効果は何か。
それは、フローだ。
つまり、その仕事に夢中になるのだ。
その仕事に時間を割くようになる。
やっぱり好きこそものの上手なれ、ということがあるが、努力をしている人を「好き・夢中」という感情は、凌駕する。
それは僕自身も経験がある。
あっ、もちろん凌駕されたほうね。
やっぱり時間や夢中は大切で、やりがいはそこに作用する。
そして、それらの時間は「お金」に繋がる。
どうしてか。
やりがいの定義に戻ってほしい。
②自己満足はおそらく、夢中とか好きっていう感情で満足するだろう。
僕のnoteとかまさにそうだ。
書くことで99%の目的は達成されている。
でも、残り1%は何を期待しているかというと① 他者へ貢献できた感覚、である。
このnoteは誰の明日を照らせただろう。
そんなロマンチックなことを思いながら、今書いている。
そして、他者へ貢献できる数が増えた時、当たり前だが、お金は多く発生する。
正確にいうと、発生できる可能性をもっている。
だから、そこのテクニック?などは学ぶ必要がある。
でもあくまでそれはテクニックであり、スタンスではない。
つまるところ、「やりがいとお金」という2つのテーマは分離するものではない。
むしろ、順序次第で混ざり合う。
むしろ、相互作用する。
これはまやかしではない。何を信じるかだ。
僕は、いや、僕たちは、
何を信じるのかを常に選んでいる。
それは、ある意味すごいことで、信じることを変えるだけで、行動が変わってくる。
まるで、高校生の時の僕のように。
それは自分自身に対してもそうだ。
だから少しでも、自分に都合の良いことわざや格言を探す。
もはや探さなくても、目に入ってくるのだが笑
だから、今回言いたいことは、そう。
信じろ。自分を。
自分の興味であったり、好きな感情や、何か人より自分が早くできたり褒められることを。
きっとそれが繋がる。
これからこのnoteのように、喫茶店のマスターシリーズも書いていこうと思う。
出来たら、マガジンもフォローしておくといいことあるかもね。
インタビューもやってるので、こちらもよろしくです。
では、また明日!
元気でな!