キューバ キューバ キューバに連れていって
以前、旅依存症だったことがありました。
そんな病気は存在しないらしいけど、
私が出会う人はみんな旅依存症を患っていた
そんなとき、お隣に住んでいた占い師が、こう言ってきた。
「なんであなた達は、旅をするの?」
間髪入れずに私は答えた。
旅をしている時だけ生きている感じがするんです。
(やるなピチピチ和歌子め。)
今は、旅を卒業してしばらくたつのだけれど、
時々キョーレツなまでに、リアルな旅の夢をみることがある。
例えば、キューバ。
キューバは高級ホテルにしかWi-Fiがない。
しかし、ある公園にいくと、多少のWi-Fiが飛んで来ており、私はスマホを握り、Wi-Fiスポットを一生懸命探しているという夢なのだけど、
あまりに鮮明に記憶しているので、現実でも地図なしでその公園にたどり着けるだろうと思う。というのも、
ひょっとして夢ではなく幽体離脱していたのではないかとw
私は睨んでいる。
行ったことはないけど、魂が飛んでいったのよね。
身体が旅を欲しているのだろう。
旅人の和歌子は、ガイドブックもスマホも持たずに旅をしていた。地図でだいたいの距離を掴むと到着時間をぴたりと予想した(ヒッチハイクなのにだ。)
宿に予約などしたことがなかった。
(だいたい予約するとたどり着かないし)
そんなアナログ旅が今もできるのがキューバの魅力だ。
街でスマホをいじってる人がいない。
cheapで観光客はたかりに会うけど、
ホームレスはいない。
たかってくるけど、困っている時には助けてくれる
お米や砂糖は配給で給料もみんな一緒。
野球部選手だって国家公務員だ。
そしてチェーンストアーがない。 ずっと作らないで(-人-;)
街には音楽家が溢れサルサを踊る。
ネット依存症なんてこの国には存在しない。
共産主義って感染症対策のコントロールには最適みたいですよ。
そうだ。いいことを思いつきました。
もしNote やSNSから消えたくなったら
「ちょっとキューバにいって来ます。」
って言えばいいんじゃない?
あいつ最近cuba ってるな。
とか言っちゃって、
帰ってくるときは、
「連日投稿してたんすけどね。ちょっとキューバにいってたもんですから。」
って帰ってくるの。
言い訳なんかしなくていい。
キューバなんだから仕方ない。
もしもCuba にいったら、
帰ってこれなくなる気がするなぁ。
行く前から恋に落ちるなんて相当だ。
念のためにスペイン語でも勉強しておこうかしら。
最近、現実逃避したい
赤 和歌子でした。