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子どもの集中力を鍛えるには、ある程度経験がいる話
子どもと関わる仕事をしていたって、我が子の子育てはわからないことだらけ。
我が子が少し大きくなったいま、発達について学ぶと、それ昔知りたかったー。と思うことがたくさんありました。
このメッセージが、どなたかの心に届き、その方の子育てが、より温かいものとなるヒントとなれたら嬉しいです(* ´ ▽ ` *)
『遊ぶ中で、集中力を鍛える話』
お子さんの好きな遊びは、なんですか?
どれくらいの時間、集中して遊び込みますか?
好きなことに集中し、じっくりと遊ぶことが出来るようになることで、集中力が育ち始めます。
好きな遊びは、どんな種類でしょう?
マラカスや、ガラガラなど『音がする玩具を鳴らす遊び』ですか?
砂や水を器に入れたり、容器にうつしたり『形の変化を楽しむ遊び』ですか?
おままごとや、幼稚園ごっこ、お店やさんごっこといった『見たものを再現したり、人とのやりとりを楽しむ遊び』ですか?
ボール遊びや、縄跳びや鉄棒といった『身体を大きく動かす遊び』ですか?
ブロックや積木遊び、空き箱製作など『何かを作り出したり、イメージを形にする遊び』ですか?
パズルや、迷路など『指先の細かい動きや、知恵が必要な遊び』ですか?
乳児期では、遊ぶ時間は短いながらも、
興味があるものに手を伸ばし、たくさん触ってみることで、身体の使い方を覚えたり、回りの大人が『たのしいね』『良い音するね』『びっくりしたね』と声をかけていくことで、言葉を知っていきます。
その経験をたくさん積んだ上で、
幼児期になると、
遊びや生活の中で
『こうすれば、もっとうまくいくぞ』と
工夫してみたり、気付いたり、分かったりするようになります。
縄跳びやパズルなど『これ出来るようになった!』という成功体験は、『またやりたい!』という自信や意欲に繋がります。
たくさん遊びこんだ経験があって、
初めて『工夫』に繋がり、
なかなかうまくいかないけど、
もうすぐ出来そうだから、何回もやってみる。という『根気』に繋がります。
様々な経験があってこそ、誰かに『やりなさい』と言われるのでもなく、『これできたら、○○あげる』とご褒美をもらうわけでもない、自分の中から湧き出るような『根気』や『集中力』が、育つのです。(内発的動機付け)
この力は、学校へ行ったとき、集中力、知識、技能の獲得の基礎。思考や判断力、表現力となり、授業を楽しむ力になります。
これは、スマホアプリや、ゲーム機、動画視聴といった、バーチャルの中では、同じに見えても、残念ながら育たないことが、分かっています。
お子さんの好きな遊びの種類はなんですか?
どれくらいの時間集中して遊び込むことが、出来ますか?
見たことのないものは、なかなか遊び出すのも難しいものです。
まずは、大人が遊んで見せてあげたり、一緒に楽しんでみることで、遊びたい気持ちが芽生えますよ。
あとは、焦らず、ただ真剣に楽しんで♬
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