見出し画像

セガ✕富士通開発の「Green Carb0n Farm」では、ゲームを楽しみながら、CO2削減意識へ。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

2024年12月4日、気候変動対策を議論する国連の会議「COP28」で、国際的な環境NGOは、日本が石炭・火力発電所などを延命し、再生可能エネルギーへの移行が鈍っているとし、気候変動対策に消極的な構えだと判断した国に贈る「化石賞」に、4年連続選出しました。

日本は火力発電所の化石燃料の一部を、CO2を排出しないアンモニアなどに切り替えることで、CO2排出削減を進めたいといいますが、根本的なCO2削減には至っていません。

早期のCO2削減が叫ばれる中で、とあるスマホアプリが開発されました。 

神奈川県川崎市を舞台にした街作りのゲームを楽しみながら、脱炭素社会に近付けるための取り組みを増やして貰えたら-。川崎市と富士通がその狙いで、スマホのアプリで無料で遊べるゲームを開発しました。

実際に環境に配慮した取り組みをすると、ゲームの進行にプラスに働くのが最大の特色です。

今回はこのスマホアプリ「Green Carb0n Farm(グリーンカーボンファーム)」を発信します。

「Green Carb0n Farm」の中身

ゲームは、富士通とセガの子会社が共同で開発をした「Green Carb0n Farm」です。舞台は意図的に変化させた川崎の街で、多摩区にある日本民家園や、生田緑地ばら苑などが登場します。ユーザーは、オリジナルキャラクター「ぐりーんかーぼんくま」など住人の要望に対応し、作物を育てたり収穫したりして、農場造りを楽しみます。

実際にEV(電気自動車)のカーシェアを使ったり、フードロス削減に励む協力店舗で買い物をしたりして、店頭に設置されたQRコードを読み込むと、環境に配慮された自発的な取り組み「環境アクション」だと認められ、「Green Carb0n Farm」内で使えるチケットが貯まります。

貯めたチケットで川崎市役所新本庁舎などのアイテムを購入可能で、「Green Carb0n Farm」内の街を発展できます。ゲームを進めていくと、中原区にある武蔵小杉駅周辺のタワーマンションや等々力陸上競技場、臨海部にある川崎大師平間寺や工場夜景なども現れます。

参考:ゲーム楽しみながら脱炭素 川崎市と富士通がリリース 生田緑地ばら苑、川崎大師など登場 東京新聞(2023年)

富士通は、2022年度、川崎市の市民らを対象に環境イベントへの参加などでポイントが貯まるスマホアプリ[Green Carb0n Club(GCC)]を開発しました。エンターテインメント性が高かったり、自分の日々の生活に関連が深かったりすると、環境に配慮した取り組みを継続できる人が多いという検証結果を受け、今回の「Green Carb0n Farm」を共同で開発をしました。

2023年12月4日に一般公開され、GCCのアプリ内で遊べる様になります。

日本はどうなるんだろう

こちらのnoteでは、気候変動で様々な動物が犠牲になっている話をしましたが、またある国である動物が犠牲になっていることを知りました。その話は、また来年頭位にしたいと思います。

日本では今冬なので雪が降っていますが、今年は雨は梅雨以降そんなに降っていないと思います。

これは気候変動には関係がないらしいですが、琵琶湖の水が過去最低になるほど、今水が少ないそうです。

私はスマホのゲームはしませんが、「Green Carb0n Farm」はスマホのゲームを楽しむ世代が多い中での、意識させやすい、気候変動への取り組みだと思いました。

川崎市の有名スポットが、ゲーム上に出て来るところからも、良くできているなと感じました。


いいなと思ったら応援しよう!