関西国際空港を悩ます、スーツケースの廃棄や放置!条件が整えば、リユースサービスに回す。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
私の趣味に旅行はありません。極度の方向音痴なのと、地図アプリを使っても地図が読めないので、外出する時は、必ず家に帰れるルートしか行きません。
全く知らない場所、それがいつも行っている場所でも、知らない通りを歩いていると、心臓がバクバク言います。
知らない場所は以前から知っている道の延長線になるお店なら、「ここまで行けば分かるはず」となります。
どれだけ方向音痴だと言えば、通常なら15分程度で着く場所を、道に迷って、1時間経過して、辿り着いた時がありました。
あの時も、「このまま家に帰れなくなるんじゃ?」と、凄く動悸がしました。
この動悸はパニック障害ではありません。乗り物が渋滞していても乗れますし、あくまで帰れるか不安という気持ちで、体調が悪くなったりするものです。
この記事では、旅行では必須アイテムのスーツケースで、ある問題が生じているという話です。
「ハイキ」とカタカナで書いた紙を貼付して、廃棄を依頼するスーツケースがターミナル2階ロビーのごみ箱の近くに置かれていました。ファスナーが閉じられ、中身は分かりません。
関西国際空港のターミナルで旅客数の回復に合わせ、必要ではなくなったスーツケースの廃棄や放置の件数が再び増加に転じています。回収する時に、危険物でないことを確認する必要があって、検査に最長およそ20分と手間を要し、廃棄費用の負担も発生しています。
関西国際空港の担当者は、「絶対にスーツケースを捨てないで下さい」と強調し、旅客を対象にスーツケースを引き取るリユースサービスの利用を発信しています。
今回は、関西国際空港を悩ます、スーツケースの廃棄や放置の社会問題について、考えていきたいと思います。
関西国際空港が頭を抱えるスーツケースの問題。リユースサービスに回るというケースも
沢山の旅客が集まる空港という場所柄、廃棄や放置されているスーツケースは安全を確認しなければなりません。警備担当者が爆発物が有るか無いかを検査し、施錠されている場合には追加でX線検査もします。中身を確認して問題がなければ拾得物として扱います。
この作業は最長で20分要し、スーツケースが忘れ物の可能性もあることで、3ヵ月間保管してから廃棄業者に引き渡します。旅客から忘れ物をしたと連絡してくることはほとんどないといいます。
スーツケースはごみ箱の近くに廃棄される以外にも、人通りが少ない階段や荷物の詰め替えエリアなど空港内の様々な場所に放置されています。新品を購入したり、壊れたりして、そのまま放置して去るのが大半だと想定されています。
参考:関西空港でスーツケースの放置・廃棄が増加 検査に手間、費用負担も 毎日新聞(2024年)
2018年、関西国際空港は、再利用できるスーツケースを無償で引き取るリユースサービスをスタートしました。第1ターミナル2階の案内カウンターで受け付け、パスポートと航空券を提示し、所有権放棄の同意書に署名して頂きます。
取扱件数は、2020年度22件▽2021年度27件▽2022年度171件▽2023年度507件―とコロナ禍後に増加傾向です。
再利用できるスーツケースはリサイクル業者に引き渡し、中古品として販売されています。再販売の店舗は非公開とされています。空港内のイベントで活かすことも検討されています。
ですが、課題もあります。状態を細部までチェックすると、取っ手の不具合や汚れ、小さな穴などが発見されることから、再販売できるのは1割にも過ぎず、結果的に9割は廃棄されています。
関西国際空港は、
「空港内の美観を維持するためには、旅客が快適に利用して頂くプロジェクトとしてリユースサービスを実施しています。回収の手間を省略し、再利用することで環境への負荷を減少させ、廃棄費用の削減にも結び付きます」
といいます。
私は、スーツケースを
使ったことがありません。私の中で旅行と言えば、1番は修学旅行で、20年位行っていない家族旅行も、日帰りが多かったです。
修学旅行の時は、緑の大きめのボストンバッグを持って、それに衣服などを詰めて、持って行っていました。
旅行にも行かないので、スーツケースを買うことがあったとしても、使うシーンがなく、一度も買ったこともないんですよね。
日帰り旅行といえば、よく母がスーパーなどで、抽選で当たる日帰り旅行によく当たる時があって、それを利用して、2名様枠しかないので、母と旅行に数回出かけたこともあります。
私は旅行する気分も余りなかったのですが、母が引きこもりで家にこもり続けている私を心配して、よく外に引き出そうと、こういう日帰り旅行なり、色んな場所に20代の頃、連れ立ってくれたんですよね。
日帰り旅行がよく当たっていた時、当たらないことの方がなかったので、当選を辞退したこともありました。
長崎に日帰り旅行に行った時は、カステラ専門店にバスが停まって、色んな味のカステラを買いました。
なぜかああいう日帰り旅行って、宝石店とかが見て回るリストに必ず入っていて、宝石など高価なものは買えない私と母は、天然石のパワーストーンで、仕事運が上がるという緑のブレスレットがあったので、母が
「いつか働けます様に」
と私にプレゼントしてくれました。
今でもそのブレスレットは着けていて、初めて就職した際に、そのブレスレットが切れました。それが夢が叶ったら切れるというミサンガの様な感じがしました。
スーツケースもそんなに廃棄や放置があると困りますね。リユースサービスに回すもの限定的で、多くのものが廃棄される悪循環ですが、この問題は解決するのはかなり困難だと思いますし、関西国際空港を利用する人、利用される人が気持ち良く使える、そういう場所になって欲しいですねー。