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公認心理師、臨床心理士、伊藤絵美さんの新書を読んで。

お休みをもらっている間、公認心理師、臨床心理士の伊藤絵美さんの新著『カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた』を電子書籍で読んでみました。

内容は、伊藤さんと共依存だったお母様との関係、伊藤さんご本人のタバコやゲーセン、ギャンブル依存だった過去、伊藤さんがどうして今の職業に就いたのか?、また実際に伊藤さん自身がやっているセルフケア方法などが書いてあります。

結論から言うと、読み応え抜群の、最高の本でした。

勝手にですが、心理カウンセラーとか心理師さんって、すごく聖人君主というか、完璧な人間なんだろうな、って怖気付いていた部分があったんですが...。

伊藤さんが赤裸々に「タバコやめられなかったんです!」とか「競馬してました」とか、そういうことを書いていて、いい意味で衝撃を受けました。

「え!心理師さんも、普通の人間なのね...」と。(当たり前ですが)

伊藤さんが赤裸々に書いてくれたことを読んだこと、それは、私自身、担当してくれている心理師さんに対しての感情も変えてくれるような体験でした。

今までは、自分の心理師さんに「完璧な神様的存在」みたいな感じで思っていたんですが、心理師さんもそりゃ人間だよね、同じ悩み苦しむ人間だよね、ってすごく親近感とそして安心感を持てるように!

また、お母様との関係に苦しんでいた過去を「ここまで赤裸々にいう??」というくらい正直に、語られていて、それも自分と重ね合わせて「じゃあ、私も伊藤さんみたいにそんな風に思おう」とかそういうことを考えました。

伊藤さんが実践されているセルフケア方法としては、やっぱり『うんこのワーク』が一番好きだなあ。

自分の嫌な感情とか悩みとかを想像上のトイレに「うんこ」として流すっていうもの。

これ、本当にいいんですよねえ。どんなでかい悩みも、でかい「うんこ」として流したらすごく元気が湧いてくる。

伊藤さんのXの個人的ファンということもあり、めっちゃまたまた伊藤さんのこと好きになっちゃいました。

こんな素敵な本を書いてくれて、本当にありがたかった。

どん底にいたので、我に帰って「よし、私もセルフケアして頑張ろう」って思えました。

皆さんにもぜひ読んでほしい本です。

合わせてよかったら、こっちの本も読んでほしいですね…!↓
こっちはセルフケア方法メイン、上の方の本は、伊藤さんの赤裸々感もあります。
個人的には『セルフケアの道具箱』→『カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた』の順で読んだらしっくりきたので、よかったら参考にしてください…!

あと、こっちもおすすめです!

これはコーピング(ストレスに対する対処方法、例えば映画を観る、読書する)について多く書かれている本です。
スキーマ療法についても学べるかなと。
ただ、『コーピングのやさしい教科書』は、精神科などにかかられている方はお医者さんに「この本に書いてあることを実践していいか」聞いてほしい、と書かれているので、そこは注意です。
私はお医者さんに聞いた上で、『コーピングのやさしい教科書』に書いてあることを実践しました。
ストレスに対する気晴らし方法が増えてよかったですよ。

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TANOSHIKA 𝕡𝕚𝕒𝕤𝕦
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