えちえち小説執筆を始めるならこれ!「初級者向けWeb時代に受ける官能小説の書き方」
こんにちは!えちえち二次創作小説を書いている、紅音です。
既にエッ……な小説を何十本と書いているんですけど、もっと上手くなりたくって、今も官能小説の書き方本を読み漁っています。最近、言い得てるな!って思った本を見つけたので紹介したいと思います。
初級者向けWeb時代に受ける官能小説の書き方
この本は、男性向けWeb掲載を前提とした官能小説のノウハウ本です。
けれど、女性向けの官能小説にも言えることが書かれていると思います。
ちなみに、タイトルの通り初心者向けです。私も書き始めの頃に読みたかったな! って思いました。
ちなみに、kindle unlimitedに入っている場合は無料で読める本です。
思わず頷いた内容
■エッ……シーンをくどく書け
ほんと、「それな!」って思った。エッ……シーンをメインコンテンツとするエンタメ小説なら、是非これでもかってぐらい、ねちっこく書いてほしいです。
私は推しCPのR18小説を見つけて、喜んでアクセスしたら、エッ……シーンがあっさりサラッと書かれていて、!?することがあるので。(個人の感想です)
これは、私のアクセス理由が「推しCPの濃厚な濡れ場が読みたい!」だったからです。でも、作者によっては「イチャイチャがメインで、濡れ場が少し入ったからR18タグをつけた」かもしれないので、ここは好みです。趣味だし、好きにしてください。私が濡れ場大好き人間なだけです。
もし、エッ……シーンがメインです!って小説の場合は、この本が言うように、ねちっこく書いてもらえると、私みたいな濡れ場大好き人間も満足できると思うんですよね。
ちなみに私は、女性向け官能小説であるTL小説を度々写経して、ついでに濡れ場の文字数をカウントするのが趣味なんですけど(どんな趣味なんだ)濡れ場の多いTL小説レーベルで「濃厚だったなあ!」って思ったシーンや最後のラブラブエッ……シーンとかは、大体8000字~1万字前後で収まることが多いかなあって思ってます。
このぐらいの文字数が、満足感がありつつ読者が疲れない濃度かな~って個人的には思ってます。
ちなみに、商業TL小説でエッ……シーンがメインのレーベルなら、1冊の本で4回ぐらい濡れ場があります。言い換えると、1冊買うだけでプロの書く濡れ場が4種類読めるってことなので、勉強のために商業TL小説を読むってのは、個人的におすすめです。
手っ取り早く売れてる作家のTL小説を買ってきて勉強するって方法は、以前にも紹介した「文章を仕事にするなら、まずはポルノ小説を書きなさい」に書いてありますね。
■上手な人、商業で活躍される方ほど導入が上手い
ほんと、それなんですよ。
商業TL小説を度々買うんですが、プロはやっぱり導入が上手です。納得して濡れ場が読めます。
そういや私、商業TL小説とかR18の同人漫画を読んでて、最近便利な導入を見つけたんですよ。それはヒーローが「分からせないといけないな」とか「お仕置きだ」とか言うもの。これ、一発でこの後のエチエチの内容がどういう方向性なのか、そしてここから濡れ場になるってわかるんですよね~。このセリフで読者の私が納得して「いいね!」って思ったら、続けて読もうと思うんですよ。
逆に作者側からしたら、ヒロインに分からせないといけないようなエピソードを作り、ヒーローのセリフに「分からせないといけないな」と言わせる。
すると、「ここからえちえちシーンになるんだな」って読者に示しながら、納得とプレイ内容の示唆ができて、スムーズにえちえちシーンに突入できる。
あとは存分に濡れ場を書ける。(もちろん、プレイ内容は「ヒロインに分からせる」がキーワードです)
濡れ場になった理由に納得感がないと、せっかくの濡れ場も盛り上がらないんですよね。
まとめ
ほかにも初心者が気をつけておくべき点や疑問解決を27個も上げて解説されていて、初心者にとっては良い指南書になるだろうなと思いました。
一方で、すでに書いたことのある人でも、自分が持つ技術や足りない点の確認になると思います。
何はともあれ、最高えちえち小説を書こう!って元気が出ます。ぜひ読んでみてください~!