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えちえち小説執筆を始めるならこれ!「初級者向けWeb時代に受ける官能小説の書き方」

こんにちは!えちえち二次創作小説を書いている、紅音です。

既にエッ……な小説を何十本と書いているんですけど、もっと上手くなりたくって、今も官能小説の書き方本を読み漁っています。最近、言い得てるな!って思った本を見つけたので紹介したいと思います。


初級者向けWeb時代に受ける官能小説の書き方

「これから官能小説を書いてみたい」「これからエロ小説を書いてみたい」

「官能小説を書いてネット投稿サイトに掲載したのにほとんど読まれない」

官能小説執筆の初心者に向け、確実にレベルアップできるためのノウハウ、考え方を20以上、この解説書に詰め込んだ。

本書を読むことで、①受けるために必要な官能小説の定石(セオリー) ②官能小説の筆力を効率的に高めるための訓練法 ③官能小説を完結まで粘り強く書き切るためのメンタル を知ることができる。

定石さえ踏まえれば、受ける小説は必ず書ける。もしもあなたが受ける作品を作るための糸口を得たいなら、本書はいい入門書になるはずだ。

初心者向けweb時代に受ける官能小説の書き方(第一巻)の紹介文から

この本は、男性向けWeb掲載を前提とした官能小説のノウハウ本です。
けれど、女性向けの官能小説にも言えることが書かれていると思います。
ちなみに、タイトルの通り初心者向けです。私も書き始めの頃に読みたかったな! って思いました。

ちなみに、kindle unlimitedに入っている場合は無料で読める本です。

思わず頷いた内容

■エッ……シーンをくどく書け

ほんと、「それな!」って思った。エッ……シーンをメインコンテンツとするエンタメ小説なら、是非これでもかってぐらい、ねちっこく書いてほしいです。

私は推しCPのR18小説を見つけて、喜んでアクセスしたら、エッ……シーンがあっさりサラッと書かれていて、!?することがあるので。(個人の感想です)
これは、私のアクセス理由が「推しCPの濃厚な濡れ場が読みたい!」だったからです。でも、作者によっては「イチャイチャがメインで、濡れ場が少し入ったからR18タグをつけた」かもしれないので、ここは好みです。趣味だし、好きにしてください。私が濡れ場大好き人間なだけです。
もし、エッ……シーンがメインです!って小説の場合は、この本が言うように、ねちっこく書いてもらえると、私みたいな濡れ場大好き人間も満足できると思うんですよね。

ちなみに私は、女性向け官能小説であるTL小説を度々写経して、ついでに濡れ場の文字数をカウントするのが趣味なんですけど(どんな趣味なんだ)濡れ場の多いTL小説レーベルで「濃厚だったなあ!」って思ったシーンや最後のラブラブエッ……シーンとかは、大体8000字~1万字前後で収まることが多いかなあって思ってます。
このぐらいの文字数が、満足感がありつつ読者が疲れない濃度かな~って個人的には思ってます。

ちなみに、商業TL小説でエッ……シーンがメインのレーベルなら、1冊の本で4回ぐらい濡れ場があります。言い換えると、1冊買うだけでプロの書く濡れ場が4種類読めるってことなので、勉強のために商業TL小説を読むってのは、個人的におすすめです。

手っ取り早く売れてる作家のTL小説を買ってきて勉強するって方法は、以前にも紹介した「文章を仕事にするなら、まずはポルノ小説を書きなさい」に書いてありますね。


■上手な人、商業で活躍される方ほど導入が上手い

ほんと、それなんですよ。
商業TL小説を度々買うんですが、プロはやっぱり導入が上手です。納得して濡れ場が読めます。

そういや私、商業TL小説とかR18の同人漫画を読んでて、最近便利な導入を見つけたんですよ。それはヒーローが「分からせないといけないな」とか「お仕置きだ」とか言うもの。これ、一発でこの後のエチエチの内容がどういう方向性なのか、そしてここから濡れ場になるってわかるんですよね~。このセリフで読者の私が納得して「いいね!」って思ったら、続けて読もうと思うんですよ。

逆に作者側からしたら、ヒロインに分からせないといけないようなエピソードを作り、ヒーローのセリフに「分からせないといけないな」と言わせる。
すると、「ここからえちえちシーンになるんだな」って読者に示しながら、納得とプレイ内容の示唆ができて、スムーズにえちえちシーンに突入できる。
あとは存分に濡れ場を書ける。(もちろん、プレイ内容は「ヒロインに分からせる」がキーワードです)
濡れ場になった理由に納得感がないと、せっかくの濡れ場も盛り上がらないんですよね。

まとめ

ほかにも初心者が気をつけておくべき点や疑問解決を27個も上げて解説されていて、初心者にとっては良い指南書になるだろうなと思いました。
一方で、すでに書いたことのある人でも、自分が持つ技術や足りない点の確認になると思います。
何はともあれ、最高えちえち小説を書こう!って元気が出ます。ぜひ読んでみてください~!

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紅音
いただいたチップは、私の大好きな紅茶になり、執筆のおともにさせていただきます。

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