この本は、前に「読んでみたいな」と思ってメモしていた本でした。
図書館で借りようと思いましたが、なかなか出会わなかった本です。
GWの初日、図書館に行って本を検索していた時、なにかの検索項目に引っかかって出てきました。
「あ、これ読みたかった本だ」と思ったら、ちょうど在庫あり!
これは今回読むべき本なんだな〜と思い、早速借りました。
タイトルの『ワクワク』について、ちょうど数日前にさいとぅーさんとの話題の中に出てきた言葉で、私自身が心の中に引っかかった言葉でした。
私は『ワクワク』している?
『ワクワク』することに向かっている?
みなさんはどうですか?
起きている時間の大半を働いて過ごしている私たち。
そんな時間をもっと充実した時間にしたい、ワクワク働きたい、そう思っている人はたくさんいると思います。
でもその一歩を踏み出すのは勇気とかなりのパワーが必要。
イキイキ職場を目指したい!
みんながそう思うのではないでしょうか。
一緒に働く仲間と、イキイキと働いていたい。
そのために自分にできることは…?
○今、多くの人があきらめ感を覚えている
こういったあきらめ感が職場に広がっていくと、さらに悪循環に繋がっていきます。
すごくよくわかる表現です。
「それぞれの世代」の説明も、ここでは割愛しましたが、「なるほど〜」と納得させられるものでした。
こうやって活力のない組織になっていくのだなと改めて思い知らされました。
しかし、それを『ワクワクする職場』に変えていくのも、私たちしかいないということです。
心の中にこういった思いを抱えている人はたくさんいると思います。
でも「自分一人で何かできるわけでもない」と行動を起こすことをためらい、でもまた「あきらめたくない」という思いが湧いてきたり。
これを繰り返して、モヤモヤしている人もいるでしょう。
どうやったらこの「あきらめ感」から抜け出せるのか。
○なぜあきらめ感が消えないのか。
すごくわかりやすい気持ちの変化!
こうやってあきらめ感が蔓延していく職場が出来上がるのだと、鮮明にイメージすることができます。
○みんなが傍観者になっている
『他人事』という思いが一番色々なことに悪い影響を与えていくものだと思います。
自分自身も、見えてきた課題について『他人事』になっていないか、意識しておかないといけないな。
『他人事』にしていれば、解決できる問題も、解決の糸口が見つからない状況に陥ってしまいます。
○なぜ多くの変革はうまくいかないのか
いろいろな典型例や理由がありますが、最後は自分たちの意志が影響してきます。
○組織を変えるカギ
ビジョンは浸透させるものではなく、共感するもの。
本当にそのとおりです。
でも浸透させるもの、と思っている人がたくさんいるとも思います。
何のためのビジョンか。そこに思い至らなければ、ビジョンはただの絵に描いた餅になります。
私たちが再生させていかなければならない『力』。
それを一人一人が意識して、一緒に再生させていく。
みんなで一緒に変わっていく。
○組織革新の3つのステップ
変革のための土台となるのは、つながり力。
一緒に働く仲間たちと、思いを共有していくところから始めよう。
関係革新ができたら、仕事に対する思いを共有しよう。
仕事革新ができたら、未来に向かってみんなでイメージし、動き出そう。
未来にどんな思いを持っていたいか。
それをみんなで実現していくこと。
その思いを共有していこう。
○自分の意志を取り戻す
自分の芯となる大事なものは何か。
それと会社の芯となるものの共通するところはどこか。
まずは自分の思いと向き合うことから始めてみましょう。
本の中には様々会社の取り組み事例が書かれています。
具体的にどういったことを実行してきたのかが、とても分かりやすく書かれていますので、興味のある方は是非読んでみてください!
⬇️
この根っことなるのはこれだと思う!