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〈正義の味方 とは〉
先日、気になったことがあって、とある役場へお話を伺いに行ってきましたた。
他の町の役所へ行くと言うの中々独特な気持ちになれます。
役所というものは自分にとって 学校 に似たところだと思っていて、指導する先生と作業する生徒たち みたいな。
団体社会に馴染めない感じが今でも少しある為、尚更その場へ飛び込むのが、何か変な感じを催してくる。
そのある役場の入り口に凛々しい文字で掲げられていた言葉。
他のフロアでも、不意にパッと目にするとそこには二文字の漢字が縦に並んでいた。
選挙による首町の若返りにより、役所内部も若返ったとされるその役場に、
ある意味似合わないその文字の堂々たるさに目を奪われた。
勝手に、もっとサイバーな役所のイメージだったから、そう感じたのだと思う。
(り‐た【利他】 ① 他人に利益を与えること。 自分を犠牲にして、他人のために尽くすこと。 人々に功徳(くどく)、利益(りやく)を施して救済すること。)
もう一つ、知的野蛮人 という言葉も忘れられない。(世話になってる金融機関で見た言葉)
そんな人がいたらカッケーなーと思っていた。
強い人はみんなそうだと思ってた。
言葉に出来なかったものを表現してくれて、遠くから心を射抜かれたて惚れた言葉。
思えば自営業も会社員も、もちろん公務員も、この気持ちがなければ長く続かないと思っている。
賃金目当てや、利益目当てでことを成すならば、精神力は奪われる一方。
お金を稼ぐということは、飲食店に関しては、美味しいと言ってもらえるからお金を貰えるし、服屋に於いては、かっこよさに納得してもらったからこそ、お金を獲得できる。
誰かの為に、何かを尽くす。仕事とはそういうことだ。
人間は、情熱か報酬かでしか動かない、の最たるものだ。自信を持って 利他 を掲げるこの役場は、信頼したい。
そして、私の中の辻褄が合った。
その二つの場所は、地域に密着的であること。
その二つの言葉は、ヒーローの姿であること。