〈芸術 美術の秋〉
本日11月の金曜、文化の日。
服屋の休みを取り、市を上げて芸術の匂いを撒き散らす町を散策した。
各会場では口々に言う、公で披露するのは、四年ぶり。
人の生活に於いて、特技を発表する場が、暗黒の四年の空白を経て、今日の日が訪れる。
感慨深いものがあった。
長く暗いトンネルを潜り抜けた達成感なのか、疲労感なのか。
やっとこさ、を通過したその先の得体の知れない、我慢の先を垣間見れたような気がした。
演者の方達の柔らかな表情を見てようやくいつもの日々が流れていくのだろうと思った。
まなびあてらす、たんとくるせんたー
表情豊かに唄いあげる合唱を目の前に、涙を我慢していた一日でした。