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〈自分的 初志 の事〉



散々政治に文句を言う老人が、私の生活環境に於いて、すぐ近くにいた。

国にも町にも世界にも、散々文句を言う人だった。口を開けば先が暗い話をしなかった人の話を聞いていて、どんどん生きていることに希望を見出せなかった。
ただ、変えて行くもの(破壊するもの)、守って行くもの(守る伝統)のようなものは、理解できるところもある。是々非々という言葉もこのタイミングで理解した。

どうしてこんなにも最悪な時代に生まれて生きているんだろう。と思うようになっていった。(多分今も。)
順風満帆で希望に満ちた生活を送れている方は、前世での素晴らしい行いと、味方につけた運を決して忘れる事なく、強く生きて欲しい。

私は私なりにそれ以外の人種だと思っているから、悩むし、考えるし、試行錯誤ギリギリのところで脳みそは保って生活している。

そんな極右の老人の話に頷いているだけの自分も、若者だけが悪者になっているその話がとても嫌だから、その思想の間違ってると思うことや、改善出来る点や、押し付けがましい言い方の圧力に所々まち針程度に反抗していたら、
「お前がそんなことを言ったって、バッヂ(議員バッヂの事)を付けなきゃ何の意味も無い」
と言うもんだから、そんなことねーだろー、と思いながらも、そう言うんだったらやってやるよ、と心の奥深くに、静かに炎が灯された。

見渡してみると、信頼出来る町の政治家などいただろうか。見つけようと思った事さえなかった自分にも反省している。

この町はどういう仕組みで生きているんだろうか。
この町はどのような仕組みで成り立っているのだろうか。
この町の住民の意見は街づくりに反映されているのだろうか。

一見何の不自由も無いこの町はまるでぬるま湯に浸かっていて、もしかしたらほとんどの住民は、痛くも痒くも苦しくも無い生活が送れているのかもしれない。そしてそれが落とし穴なのかもしれない。
確実に訪れる少子化のタイミングや、それに伴う人手不足。
田舎では特に危惧される 農業継承者 や、今後の方針。
人口が減った後の町のイメージを鑑みて先手先手で何か策を敷いているのだろうか。
様々な事を疑問に思い、不安になった。

そもそも30年程、この国は現状維持にしがみつき、何とかするぞ、という意思と策略を見失い、子どもたちが受け継ぐ未来に対して何の作戦も講じて来なかったのではないか?今こんなにも後手に回る国家を見ていると、何とも情けなくなってしまった。

でも逃げる事は出来そうも無いし、避けられない。
現代、水戸黄門も居ない。
勇者が現れて、エクスカリバーやラグナロクや、将門の剣で一刀両断してくれる兆しも感じ無い。
神々が破壊して創造してくれる事も期待出来ない。

考えてみれば、東根のことは好きであるし、今のところ出る気も無い。
どうにでもなれと自ら命を絶てる勇気も無い。
今、現世をロールプレイしてしまってる以上、様々な田舎の社会の問題にエンカウントする事が確実ならば、ならば受けて立つしか無い。
自分が頼れる兄ちゃんになるしかない。(自分なりに振り絞った正義感と押し潰されそうな危機感)
という思いで、立候補した次第でした。

誰かが旗振りをして、住んでるみんなの理想にもっともっと近づけなければ地方に未来はないと思っているところです。

どうか、今もこの先も、観察していて頂けると有難いです。色んな意見をキャッチボールして、お互い成長して行けたら幸いに思います。

考えてみれば、安芸高田市長や保守党を結成した百田氏に見る勢いと、規模は違えどタイミングが同じだったことが少し嬉しいです。

「こうなったら自分がやるしかねーな!」

これだけが魂を突き動かした理由(燃料)です。

(長々と、さーせん。)

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