Akaguma_sg

カメラや鉄道など趣味のことを時々書いてます。

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最近の記事

通称軍艦島について

タイミングよくテレビドラマが始まったのでご存じの方も多いと思うが、通称軍艦島と呼ばれる島がある。石炭産業華やかなころ、数千人の人口がいたとされる小島。正式には端島という。 古の鉄筋コンクリートの廃墟が、島全体を覆い、風雨に侵されながらかろうじて姿をとどめている。 こんな島に行く機会を10月下旬に得ることができた。その時に撮影した写真をご紹介したい。 そもそもなんで行けたのか 仕事の関係で所属している業界団体の見学会が毎年行われているのだが、今年は長崎の造船所見学と軍艦島視

    • 恐ろしき撒き餌レンズ Z24−70mmF4

      標準ズームというと、昔の50mmよろしくカメラを買うと一緒についてくるイメージがある。当方自身は、もともとこの手のレンズが微妙に苦手で、D800E のために買ったSIGMAの24−105mmF4も登場機会が少なかった。さらにフィルム機時代には中古のキヤノンnFD35−105mmF3.5を中古で買ったこともあるのだが、これも使いこなせなかった。 数年前、ミラーレス機を購入したのは、職場でパワハラを受けていて、しんどい時期だった。カメラは精神的に救いを求めて買った面もあったので、

      • 北海道に行ってきた(後編)

        妙に長くなってしまったのでここから後編。 カメラはNikon Z6Ⅲ、レンズは24-70mm、70-300mm、20mm、Fマウントの85mm。 石北本線を撮る 上川の宿を出て、最初の撮影地である白滝発祥の地を目指すのだが時間があったので、先に下白滝信号所を目指す。ここは元々は駅で建物も保線休憩所として残存している。 寄り道の後、白滝発祥の地、という場所へ。元々は反対側に水が流れていて白滝の名がついた、という碑があるのだが撮ってくださいとばかりに線路が望める。 この後

        • 北海道に行ってきた(前編)

          別に北海道旅行は特別ではないのだけれど。ひたすらいろんな鉄道関係のものを撮影してきたので、紹介したいな、と思った次第。 そもそもは札幌赴任中の大学鉄研の先輩が、駐在中に丸瀬布に行きたいから来い、と言う指示があったのがきっかけ。そこまで行けば石北本線も撮ろうかと。 カメラはZ6ⅢにレンズはZ24ー70mm、タムロンの70ー300mm、それとZ20mm。あとFマウントのツアイス85mmと言う布陣。飛行機に乗るので150ー600は日和って持ち出さなかった。 金曜日の夜 3連休は

          Z6Ⅲと3週間ほど付き合ってみて

          前の記事でZ6Ⅲを買ったところまでは書いた。 では使ってみたらどうなのか。購入前に悩んだZfもZ8もショールームやお店で触っただけで、実際に使っていないので比較はできないのだけど思うところを少々。 ちなみにトップ画像は友人が撮ってくれたもの。 いろんな機能はまだ使えていない カメラにあるさまざまな機能。今までも正直使いこなせないもののほうが多いのだが、それはこのZ6Ⅲでも同じ。 これまでに使った機能の一つは秒間30コマ。ヒーローの個別撮影の機会にアクションを撮ってみた。そ

          Z6Ⅲと3週間ほど付き合ってみて

          次期メインカメラ Nikon Z6Ⅲ ?

          6月17日にNikon Z6Ⅲが発表されて、スペックなどを見た結果、次のメインカメラはZfにしようと思った。 理由としては、スチルがメインの自分にとってZ6Ⅲはオーバースペックであること、現在のメインカメラであるZ6と比べて見た目は改善されたが、Zfと比べれば凡庸であること、Zfでも、長玉(タムロンのFマウント150−600)を付けてもなんとかなりそうに思えたこと、などがある。 スチルメインならCF ExpressではなくSDでも仕方がないかと。 そして近所のヨドバシカメラ

          次期メインカメラ Nikon Z6Ⅲ ?

          美しく明るいレンズ カールツァイス/コシナ Planar 85mm F1.4

          今まで所有する幾つかのレンズにごく私的な思いを書いてきた。 基本、大したレンズは、持っていないが、防湿庫の中でちょっと高級だと自己主張しているのが、コシナが作ったPlanar85mmF1.4である。 自分がこのレンズを買って幸せな気分になったのは2014年12月。購入してから半年ぐらい経っていたのだが、雪景色の旭山動物園でD800Eのファインダー内が突き抜ける様に白く輝いたのを覚えている。(これは開放測光の一眼レフならではの経験かもしれない。) かっこいい外観 前にZ20

          美しく明るいレンズ カールツァイス/コシナ Planar 85mm F1.4

          2024年ゴールデンウイークの記録ー何を撮ったのか(下) 連休後半

          ここからは後半戦。 例年、羅須地人鉄道協会・まきば線の運転(5/3-5)は我が家の恒例行事にもなっている。いつもはそれで終わりだが今年はさらにいくつか。 成田ゆめ牧場 羅須地人鉄道協会 まきば線 羅須地人鉄道協会さんの蒸気機関車運転には年に何度かお邪魔するのだが、特にGWの運転は我が家の恒例行事であり、また大学鉄道研究会友人の息災をリアルに確認する日にもなっている。 今年は連日、3両の蒸気機関車に火が入るとアナウンスされており、訪問した日は3号機と7号機、それと9号機が動

          2024年ゴールデンウイークの記録ー何を撮ったのか(下) 連休後半

          2024年ゴールデンウイークの記録ー何を撮ったのか(上) 連休前半

          2024年の連休は、自分が勤めている企業では4月27日から5月6日までと10日間連続した休みとなった。しかし例年、我が家ではこの連休は泊まりがけの遠出はしない事にしている(どこも高くて混んでいるので)。 と言いつつも日帰りで色々出かけたので、その時撮影したものを紹介していきたい。 思ったより写真も多いので前後半に分けてみた。 熊谷ラグビー場 一つ目は熊谷ラグビー場で行われた埼玉ワイルドナイツの今季本拠地最終戦。 妻がこの試合でボランティア参加しているので試合を見に行く。

          2024年ゴールデンウイークの記録ー何を撮ったのか(上) 連休前半

          自分にとっての「メートル原器」nFD50mmf1.4

          自分のカメラ趣味は中学2年生の時、借り物のペンタックスSP(それと55mm、85mmのレンズ)で始まった。 ともかくわけがわからないけれどピントを合わせて、開放ではない測光方式で露出を決めて撮る、ということが嬉しかった。 借り物のペンタックスは中学卒業時に返却することになり、高校進学で買ってもらったのがキヤノンAー1とこの標準レンズと歪みが恐ろしく激しかった70−150のズームの3点セットだった。 予算的にズームを諦めれば旧型Fー1の最後の新品が買えたのだが、当時の自分はカメ

          自分にとっての「メートル原器」nFD50mmf1.4

          国鉄の特急電車

          クリームと赤のツートン 特急電車と言われてクリームと赤のツートンカラーを思う人は、どのくらいいるだろうか?還暦少し前の自分は、まさにそういう年代である。 国鉄の特急こだまに始まるカラーリングは、国鉄分割民営化から30余年が過ぎて、ほぼ淘汰された。 岡山と出雲市を結ぶ特急やくもは国鉄としては比較的新しく作られた381系という電車が塗装を変更して使われているのだがそれも4月から順次引退。 ただ引退前に一編成にクリームと赤の復刻塗装(国鉄特急色)が行われている。(Japanese

          国鉄の特急電車

          AiED180mmF2.8 明るい望遠レンズ

          このレンズは元々は結婚前に妻にプレゼントしたものだった。 当時、私はキヤノンユーザーでnFD80ー200F4Lをメインに使っていた。一方でF3ユーザーの妻は望遠側のレンズが薄かったので、確か数寄屋橋のニコンハウスで購入した。 しかし今は望遠となると妻はAFAi80~400かtamron150-600、さらに妻はメイン機がD500なので24~105でもそれなりの望遠となりMFのこのレンズはあまり使っていない。それで最近は専ら自分が使ってしまっている。 23年11月、フィンランド

          AiED180mmF2.8 明るい望遠レンズ

          Nikon Z6 vs Nikon D800E

          令和6年は始まって2日間で、巨大な災害と大規模な航空機事故が起きるという、波乱の幕開けになってしまった。といっても自然に新年は関係ないので関係はないのだけど。 そんな大変な年の始まりとなってしまったが、直接被害を受けていない自分は、災害の状況は頭におきながらも、平常に暮らしていこうと思っている。 今年一つ目のnoteは所有する二台のカメラの比較から。 登場時期も違うし位置付けも違う2台だが、我が家にあるフルサイズデジタルカメラはこの2台のみ。 Z6が軽量コンパクトなので圧

          Nikon Z6 vs Nikon D800E

          改めてZ20mmF1.8について

          もしかしたら今年最後になるかもしれないnoteの投稿は前に一度書いたZ20mmF1.8のこと。 勤続30年で取得できた休暇を使って、ヘルシンキ、タリンを旅してきた。(乗り継ぎの関係で最後にイスタンブールにも一泊) 妻の趣味であるフィギュアスケートのグランプリシリーズの第5戦フィンランドエスポー大会を観戦することもあり急遽購入したタムロンの70−300の他にZ24-70 、Fマウントの50mmF2、それとこのZ20mmを持っていった。 タリンの街歩きの時は20mmを使うかな、と

          改めてZ20mmF1.8について

          急遽購入したTamron 70-300mmZマウント

          生まれて初めてのフィギュアスケート撮影 実はこのレンズ、登場した時に行われたタムロン体験会に当選して試用していた。軽量コンパクトで写りも及第点。 なぜ購入していなかったかというとコシナの85mmとAiED180mm、150-600G2である程度カバーできていたから。 それが初めて海外でフィギュアスケートを観戦することになり、海外だと撮影できる、ということでカメラを考えた。当初Z6に180mmでと考えていたが、MFで撮るというのは妻から「おもしろ撮影するのならやめとけ」と言わ

          急遽購入したTamron 70-300mmZマウント

          カメラの距離基準マーク

          もう40年ぐらいカメラを使ってきているが、実用としては一度も使ったことがない距離基準マーク。 なんだか気になったので、防湿庫からカメラを出して眺めてみた。 距離基準マークとは 基本的にはフィルム面・センサー面の場所を表しているマーク。まるに直線の組み合わせ。最短撮影距離などもここが基準となるらしい。それ以上のことは何も考えていなかった。 ミラーレスカメラの場合 まずはNikon Z6の距離基準マーク。実は気になったのはなんだか違和感を覚えたので。随分前にないかと。

          カメラの距離基準マーク