北海道に行ってきた(後編)
妙に長くなってしまったのでここから後編。
カメラはNikon Z6Ⅲ、レンズは24-70mm、70-300mm、20mm、Fマウントの85mm。
石北本線を撮る
上川の宿を出て、最初の撮影地である白滝発祥の地を目指すのだが時間があったので、先に下白滝信号所を目指す。ここは元々は駅で建物も保線休憩所として残存している。
寄り道の後、白滝発祥の地、という場所へ。元々は反対側に水が流れていて白滝の名がついた、という碑があるのだが撮ってくださいとばかりに線路が望める。
この後、場所を中愛別〜安足間の鉄橋に移動したのだが、想定に反してすでに先客が。時刻表を見て、次の特急まで撮って撤収しようかと先輩と話していたのだが、先に来ていた人が「ロイヤルエクスプレス撮りにきたんじゃないの?」と教えてくれた。
全くノーマークだったのだが、それならということで、同列車とその後に来る上り特急まで撮影することに。
名寄のキマロキ編成と神居古潭
上川で撮影し旭川まで戻って先輩は札幌に。自分は親戚の家にご厄介になり翌日、名寄公園に保存されているキマロキ編成を見に行った。
旭川から特急宗谷で1時間弱、名寄に到着。
宗谷車内からも見えていたし、そのまた昔、深名線に乗ったときも見えたのだが、近くまで行くのは初めて。
旧名寄本線跡に設置された機関車(キ)、マックレー車(マ)、ロータリー車(ロ)、機関車(キ)の編成。
そんな中でもこれまで図鑑の知識しかなかった蒸気駆動のロータリー車にはいたく心を打たれた。運転台などの見学ができたのだが箱型の車体の中には蒸気機関車のようなボイラが存在している。雪よけの屋根もついて優美さを感じさせる炭水車もあり動輪がない蒸気機関車という姿は、おっさんにもある少年の心を揺さぶる。
名寄から旭川に戻って最後に訪れたのが神居古潭の函館本線旧線区間。
ここが今回の北海道旅行最後の訪問。
元々、旭川市のサイクリングロードとして旧線は整備されていたのだが、蒸気機関車が数両保存され、さらに後年、駅舎が復元された。
そんなところで何枚か。
終わりに
我ながらせっかく北海道までやってきてこんな調子で過ごしてしまったと、ちょっと呆れてしまった。
なので最後にこの旅行でいただいたラーメンの画像を。
(終わり)