雪の朝とボブ・マーリー 17 赤毛のチコ 2022年2月11日 11:19 屋根にわずかに溶け残る雪一面真っ白な世界を期待して目覚めたけど東京は雪に弱いからこれで良かったのかもしれない寒い朝に熱い音楽をレゲエは夏が一番似合うとは思うけど季節も時代も超える音楽でもある泣かない女はいない という訳詞に何となく座りの悪さがあったけどwoman ,don’t cry だと知って、ガッテンガッテン。ラスタ教の熱心な信者で長いドレッドヘアを切ることを拒んで手術を拒否し若くして亡くなった彼の最後の選択だけを伝説みたいに取り上げるつもりはないけど信じたものがあって生き抜いたことが伝わるエピソードだと思う。裏のビートに乗ることがどうしてもできない。腰で下半身で音楽を感じることができない。どうしても私の音楽はパパンがパン、盆踊りで上半身だ笑それも私のこの胴長短足黄色い肌に祖父母の祖父母から繋がるものだったら否定も卑下もしたくない。でも、ちょっと前の日本の農村の写真なんかを柳田国男や赤松啓介の民俗学で知ってみると男女が和気藹々とおっぱいペローんと出して混浴を楽しんでいるし授乳のための乳は少なくともエロスではないようだ食生活も労働形態も全く違い性習慣も違う世界がこの日本にあったことは知っていた方がいいと思うしずっとそうだったと当然のように受け入れるより1868年とか1945年とか受験で覚えた年号の中身とその後の世界を少し本を読んで知るとそれまでの常識が揺らいだり、自分偏見まみれやなって苦笑。茂木健一郎さんが本を読むと読んだ本を積み重ねた高さの分だけ遠く向こうを見ることができるようになるというようなことを仰っていた。視座の高さということか。想像力の翼を手に入れることか。東京のエッジにくらして半径4キロを周回していても本の力を借りて背伸びするフクラハギの筋力は鍛えたい。あれ?ボブマーリーから、少しは遠くにこれたかな。てへぺろ。(死語) いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #わたしの本棚 22,115件 #読書 #わたしの本棚 #民俗学 #ワールドミュージック #レゲエ #ボブマーリー #一夜明けて #赤松派 17