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認知症グループホームのはなし

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認知症の方への支援の記事をまとめています。
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2023年2月の記事一覧

老人の衣を着た少女

老人の衣を着た少女

職員さんとの会話。

「さがらさん卯年なんですか?」

「はい。人生ほんとあっという間ですよねー。
もうすぐ48才ですけど、
考えている事は本当に20代位から変わってないんですよねー」

「私だってそうよー。
子供の時、大人の人はすごい立派だなぁって思ってたけど、実際大人になってみると、私なんか全然立派じゃないし。昔の人は立派だったわよねー」

そこで、ふと思いました。
確かに、現在高齢の方は、戦

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大分弁を学ぶ!と決めた話し

大分弁を学ぶ!と決めた話し

新しい利用者さんが近いうちに入ります。
その方は大分の方です。

生まれも育ちもずっと大分で
今まで独りで暮らしていました。

結婚して、2人の息子を育て
現在、2人の息子は東京と大阪で家庭を持って生活しています。

ホームに入る経緯介護認定は要介護度1という事で
一旦サービスを入れましたが、
ホームヘルパーさんも
ケアマネジャーさんも
断ってしまい
現在、何のサービスも使っていません。
医師も本

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別府に帰りたい…

別府に帰りたい…

大分からグループホームに入居された利用者さんが帰ろうとします。

先日、大分県別府市から飛行機とタクシーを乗り継いで利用者さんが入居しました。
ご家族は、絶対家を離れないというご本人をなだめたりすかしたりして連れてきました。
飛行機を1便乗り過ごしホームに到着したのは、予定より5時間遅れて17時30分。

夕飯はお寿司とお酒を用意して、
ご家族を交えおもてなしの宴会です。

ご本人は、楽しかったら

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帰宅願望の支援。

帰宅願望の支援。

強い帰宅願望への対応は難しい事が多いと思います。
最近、別府で独り暮らしをしていた方がホームに入居して、現在進行形で転居後の生活を作り直している最中です。
ホームに来る過程での会話のやり取りは忘れてしまうので、もちろん帰ろうとします。

新たな生活作りを始めて、まだ1週間ですが、ご本人が新しい環境に慣れる兆しが見えてきたので、今行っている対策をまとめたいと思います。

経過まずはここまでの経過を簡

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嘘はつかない方が良い。

嘘はつかない方が良い。

別府から入居した利用者さんが少しづつホームに溶け込んでいる様に感じます。
来てすぐの数日はホームを「大分」と偽ってホームに居てもらいましたが、先日、
「ここは東京」と告げた事で
ホームを信頼してくれた
本人が前向きになった
様子が見られているので、その経緯をお伝えしようと思います。

来た経緯認知症で介護度1

別府で一人暮らし

医療・介護サービスは拒否して、医者も薬を出せず

お金や物をあげた

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真実を告げる日

真実を告げる日

出て行って警察に保護された別府から入居した利用者さんが、朝方窓を乗り越えて外に出て行くという事がありました。
入居して12日目の事です。
6時頃に夜勤職員が気付いて警察に電話したところ、警察が保護してくれていて無事にホームに戻る事ができました。
ご本人が近くのファミリーマートに立ち寄ったところ、店員さんが裸足でいる事を不審に思い警察に連絡してくれたそうです。
ホームに戻った際には、
「(20年くら

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LIVE配信。

LIVE配信。

ユーチューブでお話させて頂きました。

私の上司である総合ケアセンター駒場苑の苑長
坂野悠己さんが主宰している
YouTubeチャンネル
「介護噺」
にゲスト出演させて頂きました!

介護噺とはこのチャンネルは、
介護現場の生の声を届けたい!
というコンセプトで(多分…)
介護界の旬の人たちが
介護現場の事や介護への考え・想いを15分程の小噺スタイルで伝える内容です。

今までのゲストは
介護界の

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「或る方」一人の為に 2話

「或る方」一人の為に 2話

自宅のように娘さんには
家具は何でも持って来て下さいね
とお伝えしています。

「或る方」がお部屋で目を覚ました時に、
自分の家具や馴染みの物があれば、
自分の場所だと思ってくれると思うからです。

3人娘の長女で、お母様想いの娘さんは
「これも良いですか。あれも良いですか。」
と私に聞き、
何度も寸法を測ったりして、
タンス、鏡台、キッチンにあったポットとお茶台、チャブ台、ソファ、カーテンなど

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