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ジャッジフリー思考とは?

こんにちは!

まずはじめに、あなたに質問です。

【質問】
あなたは「ストレスがなく、こころに余裕のある人生」を送りたいと思いますか???


もしこの質問への回答が「YES!」ならば、ぜひこの記事をさいごまで読んでみてください。

この記事では「ストレスがなく、こころに余裕のある人生」を手に入れる近道となる「ジャッジフリー」という考え方をご紹介します。

「ジャッジフリー」の考え方を身につけることで、「ストレスがなく、こころに余裕のある人生」が手に入ります。

「ストレスがなく、こころに余裕のある人生」を手に入れ、自分の人生をいまよりもっと心地よくて楽しいものにしていきたい方は、ぜひさいごまでお読みください!

ジャッジフリーとは?

「ジャッジフリー」のジャッジ(judge)は「判定する」や「判断を下す」、フリー(free)は「~から自由に」、「~しない」という意味のことばです。

つまり「ジャッジフリー」とは「判断しない」ことを意味し、精神科医の野村総一郎さんの本『人生に、上下も勝ち負けもありません』で紹介されています。


人間は社会的動物です。
ひとりぼっちでは生きていくことはできず、だれかと関わりながらしか生きていくことはできません。

すると、こんな悩みや辛さと直面することになります。

  • 自分は能力が低くて、誰からも評価されない…

  • あの人は要領だけよくてズルい、自分は不器用で損ばかり…

  • 友人はみんな充実した生活を送っていて、妬ましい…


野村総一郎さんは著書のなかで、こういった悩みや不安の根本的な原因は「判断していること」にあるといいます。
他人と比較して優劣や良し悪しを判断することが、自分に悩みや不安
をもたらしているのだそうです。

ならば、この他人と比較する行為自体を止(や)めて優劣の判断をしないことで、悩みや不安の感情から逃れられるはずです。なぜなら、そのネガティブな感情がわき出ることそのものを「判断しない=ジャッジフリー」という行為で断つことができるからです。

「判断(ジャッジ)することを、意識的にやめる」という「ジャッジフリー」の思考は、わたしたちをネガティブな感情から遠ざけ、わたしたちのこころをラクにさせてくれる効果が期待できるのです。

ではこのあと、「ジャッジフリー」の思考がわたしたちの人生にもたらすメリットを、おおきく2つに絞ってご紹介していきます。

理由①:ストレスが減る

1つ目のメリットは「ストレスが減る」ことです。

わたしたちが精神的ストレスを感じる原因は、悩みや不安というネガティブな感情です。「失敗してしまった、どうしよう」や「将来どうなるかわからない」という不確実性の高い状態におかれると、人間の脳は緊張を感じ、ストレスを覚えるのです。

そしてこの悩みや不安の根源にあるのは、「他人の存在」です。たとえば先ほどの例では「失敗」や「将来どうなるか」という言葉がでてきていますが、これらはいずれも他人との比較または他人からの評価が生み出しています。「失敗」とは、だれかが成功と失敗とを定義してこそ生まれるものです。他人が何かある状態を成功と決めつけているから、そうでない場合が「失敗」とみなされているだけです。また「将来どうなるか」というのは、「これくらいが普通」とか「このくらいの水準になってればいい」という何かしらの相場観や基準をもっていることの証(あかし)です。その相場観や基準という一種のハードルに満たない状態を「どうなるか不安」な状態だとあなた自身が感じているのであり、そのハードルを設定しているのは他人が勝手につくった「これくらいが普通」という基準にすぎないのです。

このくらいわたしたちは、知らず知らずのうちに他人と比較したり、他人が決めた基準に自分の思考を乗っ取られているのです。そして、そのせいで「自分は不幸だ…」とか「仕事で評価されている人が偉い(そうでない自分はダメな人間だ...)」といった悩みや不安をもってしまっているのです。

「ジャッジフリー」の思考を手に入れれば、この悩みと不安から逃れられます。ジャッジフリーは、他人と比較することをしません。「他人は他人、自分は自分」とそれぞれの良さや強みを相互に認めることで、そこに優劣をつけないからです。またジャッジフリーの思考が身につけば、他人からの評価が気にならなくなります。なぜなら「他人は他人、自分は自分」と思えれば、自分のことを他人がどう捉えようと関係のないことに思えるようになるからです。

こうして「ジャッジフリー」の思考は、わたしたちをストレスフリーな生活へと導いてくれるのです。

理由②:こころの余裕ができる

2つ目のメリットは「こころの余裕ができる」ことです。

わたしたちの人生は「判断」の連続です。「朝食は○○にしよう」とか「今日はこの時間の電車に乗ろう」という日々の小さな判断から、職場でのビジネス上の重要な判断まで、さまざまなことを「判断」したり「決定」しながらわたしたちは生きています。

この「判断」をするという行為において、わたしたち人間は脳内のエネルギーをその都度おおきく消費しています。何かの良し悪しを判断したり、どうするのか決めるという行為は、エネルギーを使うことであり、とっても疲れることなのです。

脳内エネルギーには限度があります。このキャパシティ(限度)のレベルは人それぞれですが、1日あたりの脳内エネルギーというリソース(活用可能な資源)に限度があることは万人共通です。そのため、優先度が低いことに脳内リソースをつかいすぎてしまうと、あとから重要なことを判断するための脳内リソースが残っていない…なんてことになるおそれもあります。アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏が毎日同じ服(黒のタートルネックとデニムのパンツの組み合わせ)を着ると決めていたのは、ビジネス上の重要な判断を全力で行うため、自分にとっては重要でない洋服選びという作業に脳内リソースをつかわないためだったというエピソードがあるほどです。

これほどまでに日常生活のなかにある「判断」という行為は、わたしたちの脳内リソースの奪います。そして脳内リソースを奪われたとき、わたしたちは思考力を失い、こころの余裕がなくなってしまいます。冷静に思考し的確な判断をできるだけのこころの余裕を確保するには、脳内リソースに余力を残しておく必要があるのです。

「ジャッジフリー」の思考を身につければ、自分にとって優先順位の低い、いわば「余計なこと」に対して脳内リソースをつかわなくて済むようになります。余計なことのために貴重なリソースを浪費しなくなるぶん、ゆったり思考できるようになり、こころの余裕も生まれてきます。

こうして「ジャッジフリー」の思考は、わたしたちにこころの余裕をももたらしてくれるのです。

さいごに

この記事では「ジャッジフリー」という考え方をご紹介しました。

「ジャッジフリー」の思考は、わたしたちにストレスフリーな精神
状態と、余裕のあるこころの状態とをもたらしてくれます。

「ジャッジフリー」の考え方を身につけられれば、日々の生活をいまよりもっと心地よく楽しい状態、つまりウェルビーイングな状態に近づけていけるはずです!

ウェルビーイング(well-being)とは?

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。

公益社団法人 日本WHO協会


ストレスがなく、こころに余裕のあるウェルビーイングな人生を手に入れたい方は、ぜひこの記事でご紹介した「ジャッジフリー」の思考を実践してみてください。
きっとその先には、あなたにとって最高の人生が待っています!

応援しております♪


今回は以上です。

この記事が、あなたの人生をちょっと良くするきっかけになればうれしいです。

今日という日が、あなたにとって最高の一日になりますように。
それでは、Have a great day !!!


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