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おっ!やれば出来るかも?【エスカレーター片側空け問題】

駅など公共の場所のエスカレーターで、左など(関西は右)片側に立ち、反対側を急ぐ人の為に空ける ---日本人に長年染み付いたこの習慣。実は、他人への思いやりどころか、大変危険で、障害を持つ人なども怖い思いをしているという現実が認識されるようになってきた。

鉄道各社も、片側を空けず左右両方に立って乗るように呼びかける動きが強まってはいるが、注意の貼り紙程度にとどまっているのが現状のようだ。(以前鉄道各社に問い合わせた結果のまとめが全然できておらず、すみません!)

しかし、今回は・・・ 
あれ?官民挙げて本気でやったら、意外とできてしまうのでは?と思った話だ。

(過去の記事はこちら↓)

過日、某私鉄の駅でエスカレーターに乗ると、警備員が何人か配置されていて、「2列に並んで 立ち止まって」と書かれたプラカードを掲げていた。

「右側もご利用ください」とい書いた表示も手にした警備員。

テープで仕切りを作って、エレベーターに乗り込む箇所を狭くした上で、とにかく歩かないように、そして右側にも立つように声で呼びかけるだけでなく、そうなるように、さりげなく手の合図で、人を誘導していく。

すると・・・!

ご覧のような光景が!

これは驚いた!
東京の駅で初めて見たかもしれない。みんな静かに従って、左右両方に立って乗り、誰ひとり歩いてはいないではないか!

おお!やれば、結構簡単にできるのかもしれない。

これを毎日、鉄道各社や商業施設が一斉にやれば、そして政府や自治体も呼び掛け、メディアでも特集をし、実際に怖い思いをしている人の声を多くの人が聞けば、意外と早く習慣は変えられるのかもしれない、と思った。悲惨な事故などが起きる前に。

しかし・・・
用事を終えて、何時間か後にまたこのエスカレーターに乗ると・・・

今度は警備員の数は減って、看板を持つ人だけ。そして、手で人の流れを誘導する人はいなくなっていた。その結果、また、元の通りになっていた。人々は左に立ち、右を急ぐ人が早足で駆け上がったり降りたりしていた。

なあんだ。とがっかりしたものの、これは、やり方次第で変わることも示していると思った。

さらにもうひとつポイントとしては、警備員の持つ看板には「混雑緩和の為」と書かれていたことだ。もちろんその理由もあるが、やはり一番の理由は、危険だということで、そのことを訴えるべきだろう。ただ、「片側開けると、逆に混雑して遅くなってしまいますよ」という方が、人々はハッとするのだろうか。

いずれにせよ、まだまだこれからだが、本気でやれば、意外と早く習慣は変えられるかもしれない!!


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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
AJ 😀


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AJ 「英語×中国語=∞!」英中両語で、世界を広げる。
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