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安心感について
頑(かたく)なな自分に、
すこしでもヒビを入れてやれる事ができる
お手伝いができればと思い書きました。
💡人に触れられるのが、本当にイヤだった
なれなれしく身体に触れてくる人は、
関係を問わず、根にもつほど不快だった。
若い女性が触れてくると
『 ヤッス、コイツ こんなんで
俺がなびくと思ってるのか 』と思ったし、
スポーツやトレーニングで、
男性に触れられるのも
『 お前、誰を触っとんねん💢』と
血管が切れそうなほど不愉快だった。
いまだに、その傾向は強く残るが、
この本との出会は、大きく意識を変えた。
わたしにふれてください
💡愛情とは ふれ合うこと?
『 触れられる 』という行為、
いや行為ではなく【 感触 】は、
✨快✨もしくは『 安心感 』をもたらす。
💡ハーロウの代理母実験
心理学で有名な【 ハーロウの代理母実験 】
生まれたばかりのアカゲザルの子供を
母親から隔離し
ミルクが出る 針金の母親模型 と
授乳はできないが
針金にタオルを巻いた母親模型 の入った檻へ
子猿を入れ飼育をした実験。
子猿は、普段からタオルの母親を好み
空腹で仕方ない時だけ、
針金の母親に近寄り餌食した。
また、子猿の檻に恐怖の対象を入れると
子猿は、針金の母親では無く、
タオルの母親にしがみついた。
これにより空腹を満たすことよりも
ふれられる事の心地よさが
子猿の心の支えになっている事が推測される。
![](https://assets.st-note.com/img/1725595391-RmKTGPrHOMfB0hx6zWpk9vIb.png?width=1200)
子供のころに、僕に近づく人達は、
僕に恐怖をあたえる存在だったような
気がします。
今 思うと、僕が人に触れられることを
極端に嫌うのは、
自身の安全を確保するための
防衛的な意味あいが大きかったように
感じます。
💡わたしにふれてください
話しをもどし、僕がこの本で衝撃を受けたのは
もし私が、あなたの年老いた父親なら
どうぞ、私に ふれてください
と言う一文だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1725596210-96QYW1yX3dkBm4fnFegajO5D.jpg?width=1200)
僕にとって弱音は恥だったし、
それを
社会的に経験を積み上げてきたで有ろう
厳格な男性が望んでよいなど
想像すらできなかった。
しかし、この詩は堂々と それを言ってのけた。
僕を堅く守っていた砂の鎧が、
もろく音を立てて崩れていく実感があった。
もっと素直になってエエんや。
自分の弱いと思ってたことを
受け入れてもエエんやと思えた。
💡人は自分を映す鏡
自分が心を開かねば、
誰も僕を本当の意味で
愛することは出来ないんだと さとった。