首が 痛い?
首の正しい位置って知ってるようで知らない。
多くの人が、姿勢を気にされているのに
正しい位置を知らないのではないかと思い
書いてみました。
💡正しい位置って
まず、
正しい姿勢とは、どんな姿勢なのでしょう。
頭の重さは4〜5㎏ あると言われています。
それを
地面から1m以上の高さに維持しながら
動くのですから、すごいバランス 力 です。
なので、もっとも効率よく
重心 のバランスがとれている姿勢こそ
正しい姿勢と言えるのではないでしょうか。
💡正しい重心
頭の正しい位置は、横から見て
耳と肩が垂直に並ぶように保ち
・耳垂(耳たぶ)
・肩峰(肩さき)
・大転子(足の付け根の外側)
・膝蓋骨後面(膝のお皿)
・外果2~3cm前部(くるぶしの少し前)が、
一直線に並ぶような立ち姿です。
💡簡易診断
簡単な自己診断方としては、
壁を背に、
踵( かかと )を付けて真っすぐ立って下さい。
この時に、お尻 と 肩( 肩甲骨 )が壁につき、
頭が 拳1つ分 浮くくらいが、正しい姿勢です。
💡スマホ首( ストレートネック )
首や肩のコリがほぐれない、頭が重い、
眼の痛みやかすみで集中できない……。
そんな悩ましい不調の原因は、
首の位置がズレてしまっているから
かも知れません。
現代人の
約8割が発症しているといわれるスマホ首。
肩こりや眼精疲労だけでなく、
自律神経やエイジング( 老け顔 )にも
影響を及ぼすことが知られています。
正常な首は、頸椎(けいつい)が
ゆるやかなカーブを描いています。
この頸椎のカーブが消失した状態が、
「ストレートネック」
壁に背をつける簡易検査で、
頭が大きく前に出ていれば、
ほぼ間違いないと言えます。
ストレートネックを放置していると、
手のシビレ や 頭痛、
ひどく成ると
頚椎のヘルニア へと移行して行きます。
💡重力に抗する立位姿勢の仕組み
基本的立位姿勢を維持するためには、
複数の筋群が
持続的にバランスをとっています。
立位や座位など重力に抗する姿勢を
「 抗重力姿勢 」といい、
それを維持するために働く筋肉を
「 抗重力筋 」と呼びます。
抗重力筋が衰えると
お年寄りが、前かがみに歩く姿のように
なってしまいます。
背すじを伸ばして姿勢を維持するためには、
・頚部伸筋群
・脊柱起立筋
・ハムストリングス
・下腿三頭筋
といった筋肉を鍛えなくては成りません。
💡リハビリ
日常生活は、スマホに限らず、
家事にしてもデスクワークにしても
姿勢は、どうしても前かがみです。
この重い頭を維持するための筋肉は、
肩甲骨と頚椎を結ぶ
小さな『 肩甲挙筋 』なのです。
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