どうしてもキャラメルコーンが食べたい夜がある
先日は体に気をつけて、豆腐と卵で晩酌していたのに、ふと何かを食べたくなってしまった。
このパターンはまずい。
しかも家の在庫を見て出てきたのは、いつぞやに買ったキャラメルコーン。だが何かが違う。
どこかのコンビニで見切り品で買った覚えがあるが、袋がとにかくでかい!一つ一つが通常の3倍の大きさらしい。重さも110gだから通常の倍だ。
普通のサイズでもハイカロリーなのに、こんなにでかいのを夜に食べて無事に済む訳がない。一つ一つがカブトムシの幼虫ほどもあるのだ。
無事で済む訳がないのだが…それは分かっていても、どうしても食べたい夜はないだろうか。それがその日だった。なぜなら別居中の嫁からメールが来たからだ。これは仕方ない。
気がついたら半分以上減っていた。ここでいさぎよく撤退し、輪ゴムで止めて食べるのを止めるか?
否。それは無理な話だろう。開封した時からすでに運命は決まっていたのだ。
真夜中に キャラメルコーンの大袋 空けろ空けろと 囁いてくる
かくして大きなキャラメルコーンを食べ尽くし、3倍の増量だというピーナッツをガリガリやり、満足して眠りについたのだった。
翌朝、むくんだ顔と酷い胸焼けに、激しく後悔したのは言うまでもない。合掌。