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シン・ダイエット 2.0

これまでの辛いダイエットの失敗は
アナタのせいではありません

嘘だらけのメディアのせいです

本書のダイエットの知識があれば、

忙しい専業主婦でもジムに行かずに

ダイエットに成功できます



今までのダイエットの常識は
確たる証拠、根拠のない
30年以上前の間違った常識が
基盤となっていました。

その最たる例が「カロリー制限」です。

摂取カロリーを減らして
痩せましょうという
皆さんおなじみのアレです。


肉はカロリーが高いからダメ、
油もダメ、卵はコレステロール値が
高いから1日に2個までとか。

さらに、有酸素運動は継続して
20分以上やらないと意味がないとか。

これらは全部ウソです。

卵はコレステロールが高いから
1日に2個までというのは

ウサギの実験結果を
元にしたものでしたが、
そもそも草食動物の食事の実験結果を
人間に当てはめること自体が
間違っています。

2015年に厚生労働省の
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では

これまであったコレステロールの
摂取制限は設けないことに
変更されています。

だからと言って脂質異常に
気を使わなくても良い、
というわけではありませんが、

昔の常識は今の常識ではありません。

実験結果が間違っていたというのは
まだマシな方で、テレビが完全な嘘を
放送することもあります。

覚えている方もいると思いますが、
全国放送された某局の

「納豆ダイエット」は

納豆が品薄になるほどの
社会現象になりましたが捏造でした。

これが原因で番組は
打ち切りになりました。


人間が太る原因は

糖質の摂りすぎです。


カロリーや油は関係ありません。

糖質というのは主に
主食のごはんやパン、麺類、根菜類、
果物、ビール等です。

肉や魚は糖質が極めて低いので、
お腹いっぱいになるまで食べても
良いんです。


カロリー制限でダイエットしてしまうと
糖質を無視しがちです。

例えば、ざるそば。

昔から、意外とカロリーが低いからと、
ダイエット目的で食べている人は
多かったんです。

しかし、蕎麦は糖質が多くダイエットには良くありません。

最後に蕎麦湯まで飲もうもんなら

デブまっしぐらです。


油についてもこれまでの常識は
覆っています。

当時の医者も分かっていませんでしたからこれはしょうがないことですが、
これまで医者は血液中の脂質に
異常のある患者さんに対し、

油の制限を指示してきました。

しかし脂質を制限しても
中性脂肪の値は下がりません。

食べる油を控えれば、
血液中の中性脂肪は下がると
医者が思い込んでいたんですね。


2009年に出てきたデータで、
食べる油の比率が多い人ほど
中性脂肪の値が下がっていることが
分かりました。

中性脂肪が多い人に油を控えなさいなんて言ってはいけなかったんです。


ダイエットの常識の変化は
アメリカから始まっています。

アメリカの有名雑誌、
TIME誌(1984年)には

コレステロールは悪者扱いされていて

「卵とバターは控えましょう」と
なっていますが


卵 (1)

2014年には「バターは食べろ」と
なっています。

.バター

これまで信じられていた

「油は不健康」というのは
間違っていたと発表されています。

このようにメディアが発信するダイエット情報が間違っていたので、
多くの方がうまく痩せることが
出来なかったんです。

じゃあ、昔の方法では
ダイエットできないのかといえば

そんなことはありまん。

昔のカロリー制限でも
ダイエットできます。
無茶苦茶難しく、辛いですけど。

さらに失敗したときに
リバウンドしやすいという特徴が
あります。


2008年に報告された論文に
(ニューイングランド 
 ジャーナルオブメディシン)

肥満の方々を対象にした実験で

① 油&カロリーを控えるグループ

② 油はしっかり摂ってカロリーを控えるグループ

③ 糖質を控えてカロリーは無制限の
グループ

に分けて減量効果一番高いのはどれか?

という検証がなされました。


一番効果が高かったのは③です。


短期的にも長期的にもカロリー制限の
ダイエットよりも

糖質制限のダイエット法の方が効果が
高かったんです。

糖尿病患者用の食事の理解も
大きく変わりました。

食事のあとに血糖を上げるものは
糖質だけなんですが、
これまでの栄養学はここの部分に理解が
及んでいなかったんです。

本書では糖質制限と血糖値の
コントロールを軸にした

ダイエット法をお伝えしていきます。

「糖質制限なら知ってるよ。
糖質を少なくすれば良いんでしょ。」

とう声が聞こえてきそうですが

本当に正しい糖質制限ダイエットを
知っていますか?

糖質制限は単にダイエットだけでなく
健康な人生に
多大な貢献を果たします。

老若男女問わず多くの方が
知っておくべき知識です。

最近は医療系の番組も増えてきて、
ちゃんとしたダイエットの知識が
放送されることが多くなりました。

各局がそれぞれ違う時期、
違う時間帯に放送しているので、
どうしても見逃してしまう。

そんな風に思っていませんか?

大丈夫です。安心してください。

私が数年分をまとめました。

エビデンスがしっかりある書籍や
WEB情報もまとめました。

人類最強の「糖質制限論」江部康二著

も参考にしながら難しい表現は
抜きに分かりやすくお伝えします。

本書を読めばアナタのダイエットの
偏差値は各段に飛躍します。

万年ダイエッター卒業は
本当にすぐそこです。


目次

1.なぜ痩せられないのか

2.正しい糖質制限とは

3.血糖値の基礎

4.血糖値 サビ

5.糖質制限で老化する?

6、ケトン体 ロカボダイエット

7、糖質制限量

8.内臓脂肪

9.アディポネクチン

10、炭水化物の摂取増加で

11.糖質制限の注意点

12、痩せすぎ

13.糖質制限への批判

14.ダイエットの計画

15、糖質制限のコツ パターン化

16.食事を作るときの一工夫

17、おやつのススメ

18、新常識 運動

豆知識

1、腸内フローラ

2.デブ菌

3.朝めし

4、本当のべジファースト

5、子供も糖質制限?

小ネタ

整理整頓と掃除

NEAT

ココナッツオイル

お酒

便秘対策

まとめ



大変申し遅れました。

私、ミラーマンと申します。

ボクシング業界に35年おります。

プロ、アマ問わずボクシングをする者
全員がぶち当たる壁は
「減量」です。

私自身正しい知識を持ってなかった
若かりし頃は、
ボクシング漫画やテレビの
ダイエット情報を鵜呑みにして
減量をしていました。

毎食カロリーを計算し、

摂取する水分も制限する減量法です。

今思えば他にもいろいろと
間違ったことをしてました。

かなり辛かったんですが、
なんとか目標体重まで減量してました。

試合の前日に計量をするんですが、
アマチュアボクサーだった10代の頃、
無理な減量のせいで不整脈が出てしまい、
計量の前のドクターチェックで
試合の許可が降りなかったことが
あります。

この時は試合前に
練習相手になってくれた同僚達に
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

プロボクサーになってから、
本場のアメフトの
コンディショニングコーチの
減量方法を学ぶ機会がありました。

それが本書でお伝えする

糖質制限と血糖値をコントロールする方法
の原型となるものです。

この方法で何度も何度も
減量してみました。

結果、毎回うまくいきました。


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当時はとにかく糖質を抑えて食事の回数を増やすというシンプルなものでしたが、
現在は科学的根拠もしっかりあるので
より安全で確実なものになっています。

その方法を詳しくお伝えします。

本書で、糖質、血糖値、脂質について
がっつり学んでいきましょう。

読み終わるころには
アナタのダイエットの常識は
刷新されます。

では、参りましょう。


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