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めんどくさくて愛おしい世界。『哲学的な何か、あと科学とか』を読んで思ったこと

科学って、ちょっぴりめんどくさくて、まっすぐで、複雑なのに単純で、なんか愛おしい。

小さな世界を表現する言葉を宇宙の解明にも用いる、唯一無二の答えを探す科学。
そして、その説明はシンプルで美しく。

目に見えないものを見ようと追究するの世界は、ストイックで厳かな世界だと思っていた。

だけど、そこにはツッコミどころ満載なツジツマ合わせがあり、うっかりがあり、迷走や冒険があり、ひらめきがあり、まっいっかというかわいらしい一面があるようだ。

なんと愛おしい世界!

どうにもこうにも好きみたいだ。
なにか真理を見つけようとする志が、世界を一望しようとする野望が、見えないものを見ようとする眼差しが、ここではない世界があるかもしれないという思考が。

古来から、多くの人がもがきながらもワクワクした眼差しを持って見つめてきた世界だと思うと、世界ってのは思ってる以上に刺激的だ。

そう、哲学的なのだ。

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