新しい教育、新しい学校
「社会のありかたはどんどん変化しているのに、その担い手を育む学校教育現場が旧態依然」
「Google先生がなんでも教えてくれる時代に必要なのは、知識量よりも問題解決能力」
「今の子どもたちが大人になる頃には、今ある仕事の半分はAIが担う時代になるという予測がある」
…という話は、もう聞き飽きました。
知ってます。わかってます。その上で、学校現場にいる先生たちはすでに、めちゃくちゃ頑張ってます。
いま足りていないのは、意見ではなく行動だと思うのです。
大人たち皆が、比較したり文句を言うのではなくて、自分にできることを何かひとつでも行動に移せないものでしょうか。
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「私の子どもにだけは、いい教育を選びたい」
と考える人が多いうちは変わらない。
「私たちの子どもたちのために、いい環境を作りたい」
とすべての大人たちが動きはじめるとき、いろんなことが変わりはじめるのではないかな。
小さなことでもいいし、不器用でもいいから、「意見するだけじゃなくて動く」背中を、子どもたちに見せていたいと思います。
やり方は、それぞれでいい。
PTAに参加して学校を直接サポートをするもよし、週末に野球やサッカーなど地域スポーツに燃えてみるもよし、皆で子どもたちを育てる輪を醸成するもよし。
そして、新しい教育のモデルを自分なりに作ってみるのもよし。です。
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私自身は、私設の保育園と放課後のクラブを運営しながらも、公立の学校を応援する立場にいます。最終的には公立が変わらなければ社会が変わらないから、既存の学校内で頑張る先生たちをどうやったらもっと応援できるだろうかと考えているし、自分の子どもたちも公立校に通っています。
同時に、公立が変わるためには、モデルが必要だとも思っています。慣習から自由な状態で実践を重ねる教育者や新しい学校の存在が、一定の量と質で増えていくことが不可欠です。
だから、同じように感じた人々が今、全国で新しい学校を次々に開校しているのをとても心強く感じています。
人口5000人、徳島県の山間に位置する神山町でもまたひとつ、大好きな仲間たちが新しい学校づくりをはじめました。
神山町は、まず、町そのものが魅力的。日本の美しい里山を守りながら最先端の取り組みを行い、世界中から視察が絶えない美しい町です。そんな地域に、小学校1〜6年生を対象にした週5日制のオルタナティブスクール「森の学校みっけ」が開校するというのだから、大注目です。
ゼロ・ウェイストで、エネルギーの自給を目指し、自分たちの食べるものはできる限り自分たちで作る学校。子どものリズムに寄り添って、一日の流れを組み立てる学校。エディブルスクールヤードやパーマカルチャーの考え方を取り入れ、同じ徳島で長らく自然教育に携わってきた小学校教諭を迎え、情熱溢れるメンバーが動いています。
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創設者の一人 Mio Matsuoka ちゃんはこう語っています。
「私たちが目指すのは、子どもが自ら ”循環” を探求し、デザインする、森の小さな小学校。SDGsのゴールに合わせ、そんな学校を2030年までに日本中のあちこちにつくりたいと考えています。
まずは第1号モデルを、地方創生の聖地・徳島県神山町から始めます。10年後には、日本中に広がっているはずの小さな小学校。ぜひ、スタートから応援してください!」
そう。すべての学校がそうであったら、日本の未来はきっと明るい。どうかどうか、うまく滑り出すことができますようにと応援しています。
クラウドファンディング終了まであと二日。
よかったら、覗いてみてください!
https://camp-fire.jp/projects/view/542960