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過去の思いをピアサポーターの目線で
私がピアサポートの勉強として自分の過去の出来事を振り返り、その出来事について改めて考えることをしています。
これを30分もすると心が疲れます。苦しいの方が適切かな。
誰でも思い出したくない過去はありますよね。それを心から引っ張り出して当時の感情を呼び起こし、現在それについてどう思うか?
考えるだけよりも形に残す方がより勉強になると思いルーズリーフに手書きで書いていきます。
人って不思議なもので頭で考えるだけでも大変ですが、形として残すとよりエネルギーを使います。だからこれをやるとエネルギーも使うし、心は苦しくなるので毎日はやれません!
今回実際にやったもので「不登校」を紹介しますね
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「不登校を選んだ理由」
ー選ぶもなにも体も心も拒絶、制服も鞄も触れたくない
同級生たちを憎んでもいた
「なぜ憎んだの?」
ーあんた達さえいなければ優等生でいられたんだ
弱くて、泣き続ける苦しみを知らずにすんだ
自分は強いと信じ続けられた
「じゃあ、信じていたら幸せかな?」
ーそれは違う。本当の優等生ではなかったから、そうなりたかっただけ。
格好いいと思ってた、憧れ、理想像。
だって本当の私は弱いだけでなくて死ぬことばかり考えてた
「不登校時代をどう見る?」
ー甘いかもしれないけど必要な時間だった
限界だった体と心をじっくり休ませて、時に泣き叫び感情を爆発させられた
迷惑かけたけど優等生、いい子をやめた
だから私は勝手に生きられた
「勝手に生きるとは?」
ー周りのことばかり考えず、心にストッパーかけないで泣きたかったら泣いて、叫びたかったらそうする
周り優先で病気にもなった、だからこの時期の生き方は本来の私
言ってしまえばわがままも治療かな
「改めて不登校とは?」
ー学校で苦しみ息苦しさを感じた人がもう一度呼吸する方法
最初は安全な自分の部屋にいても苦しいと思う、でも学校から離れて自分の生き方を見つけるにも必要なことだった
短い学生生活から離れるのは怖くも感じるかもしれない、でもそこで無理して心を粉々に壊すのならば立ち止まる勇気も必要なこと
不登校になるほど今まで頑張って、闘って、耐え続けた自分に優しい時間をあげて、そして悪いことをしていないと不登校を選んだ自分を許そう
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ピアサポーターは過去の経験が必要で、悩んだり考えることもとても必要だと講師の方から教えてもらいました。自分の過去を自慢するわけでも、悲惨さを周りに押し付けるわけでない。
またピアサポーターは特別心が強いわけでも勇敢な人生を歩んだ人でもないんです。
ピアサポーターも1人の人間だから言葉で傷つくことも、落ち込むこともありますよ。そんなときは仲間(=ピア)に支えられながらまた立ち上がります。
ピアサポートを必要をする人がいる限り、ピアサポーターたちは活動していきます。
特別強いのは1人の力ではなく絆
勇敢なのは人生ではなく人を信じていこうとするその心
そう思っています
*愛音*
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