てくてくもうちょいのすけ
2022.3月19日
↓これは去年11月の投稿です。
ネス湖でネッシーの写真撮影に成功した記念に(勝手に私が)沖縄のネッシーと呼んでいる「ガーナー森」に行こうと思って行かなかったつぶやきです。
4ヶ月たってようやくガーナー森の全体の撮影に成功しました!こちらです
森じゃねーか!
「どこがネッシーだ!」というツッコミをください。
そして言い訳に昔話を一つ。
昔むかし、那覇がさまざまな小島だった時代がある事は何度かお話ししています。
その中の一つにこのガーナー森がありました。
方言で森=むい。なので「がーなーむい」と読みます。
長年かけて数度行われた埋め立てや空爆被害によりガーナー森の全長は小さくなったと思われます。
もしくは、ガーナーは島でも森でもなかったかもしれない。
なぜ私がガーナー森を「沖縄のネッシー」と呼ぶのか。
なんとガーナー森は昔、人々や集落を襲う怪獣だったという説があるのです!!
【図説I】「何ヲ言ッテルンダ?オ前ハ」の図
昔むかしある所に(※那覇)
毎日腹ペコなヤンチャの過ぎる迷惑な怪獣がいました。
ガーナー森はすよすよ泳いでは近くの真玉橋などの集落に赴き人やら家畜やら見境なく食べちゃうのです。
このヤローめ!
集落は何度も破壊されとてもとても困りました。
天上よりそれを見ていた神様は困り果てた人々を憐れみました。
そしてある日、とうとう怪獣の行いを見過ごせなくなった神様は鉄槌を下しました。
「天誅ー!」
「あいー!」
神様は大きな二つの岩でガーナー森を動けなくしました。
人々は「何で早くやってくれな…ありがとうございます!」と喜びました。
ガーナー森はそれから眠ったように静かになりいつからか木々の生い茂る山となりました。
ちゃんちゃん!
1800年代にはすでに陸地になったっぽい。
地図には載らないけど左端なのかな(迷子)
1700年代の地図
やっぱ右端かなぁ?(迷子)
というわけで、眠れるネッシー…ガッナー?に会いに近くまで行ってきました。
昔の写真だと鯨の形みたい。
だから近くにくじら公園があるのかな?
でもガーナーという言葉には「たんこぶ・がちょう」という意味があるらしい。なんやねん。
大周りしてから別のところから会いに。
やぁ、ガッナー!
この森…、登れるぞっ!
登ってみるか…。ドキドキのその瞬間
毛虫の強襲に遭いました。怪獣より怖いやつだ!
私は戦略的撤退した。後悔はない反省もない。
と、いうわけで登らなかったのでこの続きはまた今度_(┐「ε:)_
【図説Ⅱ】オロクドーナツとポー玉で傷を癒す図
この話と森が割と近くにある事は幼少より存じてましたが、この物語をうまく理解できず。
大人になってからこの森が実在することを知りました。
近くに以前紹介した真玉橋がある事から「あれ?」と違和感を覚えて少し調べたところ
①ガーナー森=水害 説
そうしたら真玉橋の伝説にも紐づくか
②ガーナー森=海賊の奇襲拠点説
そうしたら数ある島の中でガーナー森のみを怖がることに納得できるかも
など、やはり同じく違和感を覚えた方の考察がある事が分かりました。た、たのしい!
だ、だよねだよね!何か絶対面白い背景あるよね!
と思い登頂してないくせに記事にしましたとさ。
ちゃんちゃん。
お分かりいただけるだろうか🐱
余談
沖縄のネッシーと紹介しましたが温厚で人を襲ってないだろうネッシーとすると怒られるでしょうか。
でも個人的にネッシーくらいの親近感でありたいんだよな……。
漫湖のマンシー
国場川のコッシー
真玉橋のマーシー
奥武山のオッシー
など他にも案がありますが、どれがお好きですか?
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