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読み返したい記事あれこれ

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記事一覧

『さみしい夜にはペンを持て』刊行のおしらせ。

7月18日(火)、あたらしい本が世に出ます。 タイトルは『さみしい夜にはペンを持て』。ぼく…

古賀史健
1年前
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強制される勉強より、能動的につかみ取る学び

「学習には強制が必要」という話を見かけた。そういえばEテレの番組で、子どもが楽しそうに学…

shinshinohara
1年前
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社会のバランス(提案、実行、批判、傍観)

集団を眺めていると個々人の振る舞いは以下のようになっているのではないかという仮説を立てて…

楽しむことを邪魔する自分の価値観

立派なものや社会において価値があるものは、人間の価値観の総意が決めていて、価値観がなくな…

自分を知ることの二つの意味

私たちが「自分を知る」と言葉にするとき、二つの意味があります。一つは「自分が何をしたいか…

自己肯定感が低い≒自己評価が高い

知人が発した、今日(200920当時)の名言。 自己肯定感が低い≒自己評価が高い 日本の若者は…

shinshinohara
3年前
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我慢には二種類ある

我慢しないということを以前書きましたが、そこで「我慢は大事じゃないか」というご意見をいただきました。我慢しない利点は書きましたが、おっしゃる通り、何かを成し遂げようとすると耐えなければならない局面もあります。 我慢した方がいいのかしない方がいいのか。どういう時にした方がいいのか。これらを紐解くには我慢というものを、大きく二つに分けて考えなければならないと思います。受動の我慢と能動の我慢です。 受動の我慢は理不尽耐性と言ってもいいと思います。例えば「靴下は白く」などの学校の

範囲と思い込み

思い込む力というのは私の中で常に大きなテーマになっています。正しさは常に範囲を必要としま…

ニューヨークから見える「日本」という国

ニューヨークに来て早くも2ヶ月が経とうとしている。久しぶりにコンフォートゾーンをガッツリ…

文章力を上げる意外な本1選!知らないと損する至極の一冊

文章力を上げる至極の一冊。 みんなが「そりゃそうだ」と思う本。 でも、すすめられても誰も…

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面白い仕事は、発信している人のところに集まる

4月。新しいことが始まる時期です。「どんな1年になるのかな」「面白い仕事が来ればいいけど・…

与えすぎて奪わぬように

我が家には教育方針がないけれど、もし何か選ぶとしたら『与えすぎて奪わぬように』が方針だろ…

リスペクトとは、どういうことか。

百家争鳴、とはこのことである。 サッカーW杯・ロシア大会がはじまってからというもの、サッ…

古賀史健
6年前
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「思う」と「言う」の距離について。

ぼくは「言いたいこと」をあまり持っていない。 たとえば「いま国会を賑わせているあの問題について、お前はなにも言いたいことがないのか」と問われたら、たぶん「ない」と答える。なんと嘆かわしいやつだ、お前のような人間がいるからこの国の民主主義は……とかなんとか言われても、ないものはない。「言いたいこと」は、ないのだ。 ただし、「思っていること」はたくさんある。政治にかぎらず、経済であれ、社会問題であれ、芸術やスポーツまわりのことであれ、「思っていること」は山ほどある。けれどもき