孤独を味方にする
最近、1人の時間が好きです。すごく安定します。
静かで、時間の流れがゆっくりで、穏やかで…。
こうやってnoteを書いているアウトプットの時間も好きですし、読書をしているインプットの時間も好き。はたまた1人で無心になってお掃除をしている時間も好きです。
以前は、こんなんじゃありませんでした。
6月に向精神薬のエビリファイを再開する前、私は毎日うつ状態でした。ご飯も食べられず、身体も動けない。希死念慮もあって、ODや自傷行為をすることもありました。
でも、根底に“寂しい”という気持ちがありました。
夫が仕事をしている間、1人になるとうつが襲ってきて、不安と孤独がのしかかってきます。そして、ああ、今日もつらい、しんどいといった気持ちになるのです。身体もだるいし頭も痛い。
エビリファイを一度断薬したのは3月のことなのですが、不思議なことにこの3ヶ月間の記憶がほとんどありません。ゲーム制作も中断せざるを得なかったですし、noteも朝散歩も運動もしていなかったので、一体私は1人で何をしていたのでしょう?思い出そうとしても思い出せません。ただただ辛くて体重も減って痩せこけていったのだけは覚えています。
孤独に耐えられなかった私は、夫に当たることも多々ありました。どうして私がこんなに辛いのに1人にさせるの?って。夫は私を生かしてくれるためにお金を稼いでいるのに、困らせてばかりで本当しょうもない女ですよね。
離婚になるのではないかと思うくらいのケンカもしました。でもそんな時は決まって夫は、「これはうつがそうさせていて、あなたの本心じゃない」と言ってくれました。
今ではほとんどケンカはしません。
そんな私が今、1人の時間を充実させています。エビリファイを戻した時は情けなくて泣いてしまいましたが、今は薬のおかげで身体が動けています。またエビリファイを辞めたら同じところに戻るのではないかという不安と恐怖がありますが、やっぱりそれでも、うつになってから“今”が一番調子良いので、少しずつ減薬していったらまた前とは違う結果になるのではないかという期待もあります。やっぱり最終的には自己治癒力に任せて、薬に頼らない人生を生き抜きたいものですね。
よく、奥さんが「仕事と私どっちが大事なの!?」と言うシーンがありますよね。実際私もうつがひどい時、夫にそんなドラマみたいなことを言っていました(今考えると恥ずかしい)。私は常々思うのですが、本当は「仕事」と「あなた」と「自分」の時間が大事なんですよね。3択あった方がいいと思います。
ってすみません。これ私の大好きな田村由美先生の漫画、「ミステリと言う勿れ」の主人公、整くんのセリフパクりました笑
でも本当、仕事も、あなたも、自分の時間も必要です。自分が自分と向き合える自由な時間って男女問わず必要だと思うのです。孤独はあなたにとっての自由な時間。自分と向き合える時間。いつだってあなたの味方です。
ちなみに私の姉は、落ちこぼれの私と違って、大手企業に勤めていますが、入社してから人生を仕事に捧げています。それはそれでまたかっこいい生き方なのですが、私の義兄である旦那さんから「仕事と僕とどっちが大事なの!?」と言われてしまって困ったそうです。逆パターンもあるんですね。
3行ポジティブ日記:
・今日は愛犬がケージの中で盛大にお漏らししてしまいました。夫は友達と草野球に行っていたので不在です。最初はキーッ!となりましたが、お風呂場で無心になってケージを洗っていたら、なんだか心まで洗われてしまって、綺麗になったケージを見てスッキリしました。いつケージを洗おうか迷っていたので、愛犬がきっかけをくれたのですね笑。洗い終わったら愛犬が申し訳なさそうにこちらを見ていたのが可愛かったです。
・これから読書をするので、読書にたっぷりと時間が使えるのは嬉しいです。朝散歩もしたし、夕方には運動もできそうです。
・昨日は1日眠かったのですが、しっかり休んだおかげか今日は体調が良いです。頭もスッキリしています。
うつがひどい時はもしかしたら孤独がまた怖くなるかもしれません。でも私は今“本当”に孤独ではないのを知っています。今朝も夫のことがきっかけで少し落ち込んでいたのですが、noteの皆さんの記事を読んだり、コメントを見ていたりしたら、落ち込んだ時間は一瞬でした。
そう、私はもう孤独じゃありません。