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コニシ木の子さんの活動を目立たせるためには、どうしたらよいか?

 黒夢(クロム)@俳号さんは、『2024創作大賞』の中間選考にコニシ木の子さんの名前が見当たらないことに疑念を抱き、綿密な計算の結果『年1回の創作大賞の順番を待っていたら600年もかかってしまうかもしれない笑。』と懸念されています。

 この600年という期間は、太平洋戦争中の1943年に京都帝国大学の物理学者の嵯峨根遼吉が、日本軍がナチス・ドイツから輸入したピッチブレンドを用いたウラン分離計画について『ウランを分離するには10年かかるだろう』と予測した期間の60倍に相当します。これは当時の日本の技術や資源の制約の中で、ウランの濃縮や分離は非常に困難であり、アメリカのマンハッタン計画と比較しても日本の技術的な遅れが大きかったことが背景にあります。

 ところが、現在の日本は核リサイクル分野で『世界一の核リサイクル大国』と皮肉を込めて言われることがあります。実際には、国内の六ヶ所村再処理工場は技術的および運営上の問題で稼働が遅れており、日本は使用済み核燃料の再処理をフランスやイギリスなど海外に依存しているのが現実です。また、高速増殖炉『もんじゅ』は度重なるトラブルにより稼働停止となり、現在は廃炉作業が進められている一方、福島第一原発のメルトダウンで生じた燃料デブリの処理方法も未だ確立されていません。このように、日本は核技術の面で実質的に遅れを取っている状況です。

#なんのはなしですか

 これは非常に深刻な問題であり、600年後にnote株式会社が存続している可能性と、日本が国家として存続している可能性に大きな差がないことを示唆しています。

 そこで、黒夢さんが『コニシ木の子さんの活動を目立たせるためには、どうしたらよいか』と考え、立てた仮説が以下の三つです。

仮説1 量で「分かりやすく伝える」
仮説2 質で「分かりやすく伝える」
仮説3 クリエイターの声として読んでもらって「分かりやすく伝える」

 ここで、私が新たな視点から第四の仮説を提議します。

仮説4 note運営者の日本語能力の問題を解決する

 これは、これまでにnote事務局とのコミュニケーションがうまくいかず、他のブログに移転した多くのブロガーが指摘している問題です。そこで、note運営者の日本語能力にどのような問題があるのかについて、投稿コンテスト『 #想像していなかった未来 』を例にとって検証します。

 この投稿コンテストの主催者であるnote株式会社には、論理的能力と日本語能力に重大な問題があり、審査員としての資質に欠けていると指摘せざるを得ません。

1.言葉の正確性と一貫性の欠如

 主催者が発信する文章には、正確な日本語と論理的な一貫性が求められます。コンテストは文章力を評価する場であり、主催者の文章は読者に高い信頼感を与えるものでなければなりません。しかし、今回のコンテスト案内文には、曖昧な表現や誤解を招く表現が散見されます。たとえば、『延長線上にあります』や『未来を実現した方もいるのではありませんか?』という表現は不明確であり、読み手に具体的な意味が伝わりにくくなっています。このような曖昧さを排除せずに文章を発信することは、審査員としての信頼性を大きく損なう行為です。

2.例示における論理的矛盾

 例示部分にも論理的な不整合が見られます。テーマが『予期しない未来』であるにもかかわらず、事例として提示されているのは、『ランニングを続けていたらマラソンを完走できるようになった』や『学生時代には考えられなかった仕事に就いた』といった、予測可能な変化や成長です。これらの事例は、テーマである『想像していなかった未来』との一貫性を欠き、読者を混乱させる原因となります。コンテストの審査員が提示する内容として、論理的整合性のない例を挙げることは、審査基準の信頼性を著しく低下させます。

3.接続詞や表現の不自然さ

 文章に冗長な表現や接続詞の不自然な使い方が目立ちます。たとえば、『また、そのような変化の過程で新しい経験や気づきを得たという方もいると思います。』という表現では、前後の文脈が論理的につながっておらず、読者にとって意味が取りにくいです。冗長な表現を避け、簡潔で力強い言葉を用いることが求められます。このような不自然な表現を使用することは、文章を評価する立場にある者としての資格を疑わせるものです。

4.誤字や表現の不適切さ

『いまの自身の姿ついて』といった誤字が含まれている点も重大な問題です。このような誤りは、主催者としての注意力不足を示し、日本語のコンテストを主催する立場として非常に不適切です。誤字が含まれた文章を公表することは、審査の信頼性を大きく損なうものであり、主催者として最低限の基準すら守られていません。

5.ハッシュタグと事例の不一致

#想像していなかった未来 』というハッシュタグが示すテーマは、予測不可能な変化や予想外の出来事を表しています。

想像していなかった未来

 しかし、事例として提示されている内容はすべて過去や現在の話に偏っており、『未来』に関する内容がほとんど見当たりません。テーマに対する論理的整合性が欠けているため、主催者が提示する事例は『未来』をテーマにしたコンテストとして成立していないと言わざるを得ません。

結論

 以上の点から、投稿コンテスト『 #想像していなかった未来 』の主催者には、日本語能力および論理的能力に重大な問題があり、審査員としての資質に欠けていると指摘せざるを得ません。文章の不自然さや論理的な矛盾がコンテストの質を低下させ、参加者に対して公平かつ信頼性のある評価を行うことが困難です。改善が見られない場合、審査基準の信頼性を回復するために、主催者および審査員の資格を再考する必要があるでしょう。

武智倫太郎

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