原稿用紙を手書きで書くと、ポジティブになれる、ちょっとアレな理由

05:42 執筆スタート

おはようございます。今日もここまで来ました。

今日は、9ヶ月目を迎えた習慣。原稿用紙手書き10枚について書こうと思います。病的に飽きっぽい僕自身、びっくりするほど続いています。別に証明しろと吹っかけてくる人もいないのですが、このnoteが書けているということは、確実に原稿用紙も書けています。そういう理解でOKです。

原稿用紙が書けない時、それは心身に異常がある時か。家族に異常がある時です。それ以外は、書けるようになりました。一度途絶えたのは妻の実家に泊まりで行った時。流石に妻の実家で3時に起きるわけにもいかず、電気もつけられなかったので、1日かけませんでした。

3泊だったので、それ以外は書けていたことになります。原稿用紙は旅先でも買えますし。持ち運ぶの苦じゃ無いので。いいです。パソコンはいくら軽くても数百グラムでしょうか。コードとか、ケースとか含めたら何だかんだで1kgはするでしょう。かさばるし、道中ずっと濡れないように気をつけないといけない。

原稿用紙は30枚で10gもしないでしょう。折りたためるし、薄い。現地調達可能。最強のモバイルツールです。まぁ、紛失したら結構恥ずかしいですが、パソコンの比ではありません。

ここまで、原稿用紙の素晴らしさを書いてきましたが、こんなもんじゃありません。使ってみないと素晴らしさは分かりません。その一例をご紹介します。

原稿用紙の最大のメリットはですね。書くとポジティブになる。んです。どこかの本で見聞きしたことあるかと思いますが、私のは少し独特です。だって、現役双極症ですから。大なり小なり、かならずネガティブになるんです。

そんな私が、書くとポジティブになるって断言しているんです。その重要性がわかりますよね？？ってかなり煽り散らかした文章になっていますが、書けば誰でも気づきます。

ネガティブな言葉って、画数が多くて面倒なんです。鬱。。面倒です。面倒臭い。鬱よりは少ないですが、面倒です。鬱なんて、面倒臭すぎてひらがねでうつ。と書くんですが。手で書きながら、頭の中では鬱の文字が浮かんでいるわけで。面倒です。

ネガティブな思考の時は、ボキャブラリーの数がかなり偏ってしまいますから、本当に同じ言葉を使ってしまう。書くのが面倒な言葉を、なんども書くと飽きてしまって、嫌になります。

でも書くことは続けようと思っているので、どうにか書こうとすると、ポジティブな言葉になっていきます。楽しいと書くと、楽しくなるし。嬉しいと書くと、嬉しくなる。

ちなみに、嬉しいは画数多くて、すぐ次に進めないのでひらがなで書くことが多いです。【嬉しい】より、【うれしい】【良かった】より、【よかった】の方がいい。自分の気持ちが、よりよくなる書き方ができた方が、長続きすることが分かりました。

うつの時、ポジティブになろうと思って、ポジティブな言葉を使おうとすると、強烈な拒否反応が出ます。その後、自己嫌悪に陥ってもっとしんどくなることが目に見えているので、やりません。

だから、すこし間接的にやる。ネガティブな言葉を書きつづけることが、自動的にに面倒くさくなるので、しかたなくポジティブな言葉を書くしかない。そうすると、書き終わった頃には復活します。悪夢にうなされても、そのことを10枚書き続けることなんて、不可能です。経験上わかってきました。

画数が多くて、面倒になると文字が流れていきます。字が汚いと読みにくい。「読みにくいと言うことは、その時は気落ちしていたんだな」としか、未来の自分は思ってくれません。8ヶ月続けてわかったことです。

だから、できるだけ綺麗な字で書くことを意識しました。誰に見せるわけでもないけど、なるべく綺麗な文字で書く。パソコンでPDFにして見直した時に、ストレスなく読めるくらいの文字であれば合格点。年賀状の宛名書きじゃないんです。読めればOK。

こういう工夫がですね。パソコンでnote記事を書いてしまうと生まれないんですよ。憂鬱も勝手に変換してくれるし。文字が汚すぎて読めないから、体調が悪いんだと思うこともない。いい意味でも悪い意味でも均質化されてしまう。重要なことは、丁寧に書いているので、装飾をこらさなくてもわかるんです。

余談ですが、綺麗も画数多いですよね。きれいだなという気持ちは、ひらがなで書いた方がいい。どう綺麗だったか内容を掘り下げて書けるからです。

原稿用紙で手書きの習慣を入れると、ポジティブになれます。ちょっと独特な私の主張伝わりましたか？この記事を読んでいるみなさんが、これを読んで、原稿用紙を書こう！と思うなんてことはないと思います。断言しましょう。そんなめんどくさいことやらないよ。普通。

ここで伝えたいのは、考え方です。仕方なく、ポジティブな言葉を使うしかなくなる状況に追い込んでしまえばいい。ってことです。それだけ伝われば嬉しいです。