見出し画像

先生!これが「あいだのいちまい」です。[その2 現場の本音]

せんせー、授業たのしいー。
と私は言われたいのです。

停滞は衰退だと、ひしひしと感じてはいます。

変えるつもりはないけれど、
何かを変えなきゃいけないことは分かっています。


現場の本音


で、何すりゃいいのさ?

求めすぎでしょ?毎日がんばってますよ。
まだまだ足りませんか?

24時間はたらーけまっすーかー?
じゃないんですよぉ!!!

いや、そりゃね、

時代は変わりますから、
変化の激しい時代ですから、
VUCAの時代ですから、
AIを"あい"じゃなくて”えーあい”と読む時代ですから、

わかっちゃいますよ。でもね。
本音はこうですよ。

手っ取り早く簡単に、労力もお金も時間もかからないのがいい。
今のスタイル、やり方、キャラ設定は崩したくない崩せない。
難しい論文やうんちくは、ひとまず、無理っ。

現場の本音
えらい人たちごめんなさい

明日の授業の教材研究をかねて、
書店に立ち寄ろうとしたものの、
そもそも書店がなくなってるし、

熱帯雨林じゃないほうのアマゾンは、
なぜ働いていると本が読めなくなるのかって、
読んでる時点で読めなくなっていない本を薦めてくる。

とにかく!

簡単な方法や道具や、なんかいい感じのないの?

くみちょー、なんか出してー。

(ん?どこかで聞き覚えのあるセリフですねぇ。くみちょーはネコ型ではなく人型なんですが、まぁいいでしょう。)

しょーがないなー。「あいだのいちまいー。」

Lab Tシャツ
モデル:くみちょー 173cm

Labが提案している「あいだのいちまい」は、
私たち"現場の本音"に答えてくれるものです。

タダほど高いものはない。なんて言いますが、
もちろんLabはそんな悪徳業者様みたいなことものは提案しませんよー。


授業における課題感

日々、先生方と仕事をしていて感じること、

子どもたちと触れ合っていて感じること、

学校現場(高校目線)における課題感を挙げてみます。
小中学校にも共通するものではないでしょうか。

観点別学習状況の評価が難しい。特に"主態”。
これまでのやり方を変える勇気が出ない。変化きらいこわい。
教材研究する時間が充分確保できない。
思考・判断・表現に重点化した授業デザインでは教科書が終わらない。
個別最適な学びを実現するには根本的に手が足りない。
自由進度学習という てい で放任という名の放置が起こる。
ともあれ、(大学)入試ありき、知識偏重。
保護者・生徒のニーズにマッチしていない。
リスクをとって挑戦したところで、インセンティブがない。

授業者(教師)視点

意欲的・主体的・能動的になれない。
問題・課題・問いを、"自分ごと"としてとらえることがない。
テスト・試験・入試が目的化し、学び=勉強=暗記の範疇を超えない。
授業が板書の模写時間に留まる。
答えがあっているかどうか、テクニックやタイパのみを重視する。
家庭学習に繋がらない。
学校という場で学ぶことの意味を感じない。

学習者(生徒)視点

以前書いた通り、さまざまな齟齬があることや
学ぶべきことがあることは確かです。

例えば、「教科書が終わらない。」ことが話題にもなりますが
これは、

教科書「で」教える。
ではなく
教科書「を」教える。

になってしまっていることなんだと理解することができます。

でも、で、でも、
現場の実態としては、いたしかたない部分もあるじゃないですか。

これをないがしろにして、
正論で、だめレッテルを貼るのは、
やめてー。いやー。

でも、Labは、
もんく言うだけ、評論家ムーブはしません!

あいだのいちまい®️.Labは超現場主義。
学校教育を面白がるために、いろいろやってみます!

(批評、講評は研究者の先生方、お願いします。)


子どもたちの声

くみちょーがしのごの言うよりも
子どもたちの生の声を聞いて(見て)もらうのが一番ですね。

2024年4月に導入を開始し、継続的に質問紙調査(Googleフォーム)を実施しています。

2024/4-10月 授業への導入による子どもたちの変化 ( n = 348)

自分の知識のなかに隠れた小さな疑問に気付けないでいたが、あいだのいちまいにその知識を書き出すことで、小さな疑問に気付くことができる。

自身の考えの整理ができて、友達の考えと比べて「この考え方を使うと上手くいくのか」「こんな切り口があったのか!」と気付きと発見がある。

答えが分からなかったとしても考え抜いてみようと思うようになった。そもそも疑問やなんでを大事にするようになった。失敗がきっかけになった。

自分の思考をアウトプットする習慣がついた。二週間後の全部忘れて何も分からなくなっているであろう自分に向けて書くようにしている。

改めて公式を仕組みから理解したり、より深めたりすることができた。他の人に伝えたり説明できるようになりたいと思った。

PDCA?だっけ?ぐるぐる回してる感覚があり、やればやるほど前進するように感じた。

「あいだのいちまい」は、あなたの学びにとって、どのような意味がありましたか。

先生の言う細かいとこも気にするようになった。ちゃんと授業を聞こうという意識かな。

なんとなく、が減った気がする。今まではそのままにしていた疑問や考え方を、追求できるようになった。

間違えてもいいから、とりあえず自分なりに考えて答えを出そうとするようになった。

あいだのいちまちを始めてから、授業と日常が結びつくようになった。

友達と議論したり、常に頭を動かす習慣がついた。

実はここ、わかってないんじゃないか?と一度自分の知識を疑い、自分で書き出して、常に理解度を確認をしながら授業を受けるようになった。

「あいだのいちまい」を使用することで、
あなたの授業に対する考えや捉え、取り組みにどのような変化がありましたか。


もちろん、ネガティブな捉えもあります。

今自分がなにで困っているのかを整理できるときもあるし、できなくて逆に混乱するときもある。
すぐに解法を思いついてしまう場合は自分の思考をこれ以上深めることはできていないと感じる。
ひねくれたことを考えるようになった。

上記2つの設問より

まだまだ改善、訂正の余地があるんです。
だからこそ、多くの先生方で育てていきたいのです。


で、成績上がるの?

とはいえ、
成績上がるの?教科書終わる?入試どうすんの?

という疑念は付きまといますよねわれわれ。

これを書いている現在、保護者含めた面談期間なのですが、
ご家庭で理解が得られるかも重要なファクターですよね。

大丈夫です!そこ、解決してるんです!!

一例として、模試の結果を見せますね。
個別のものは無理があるので、全体の平均ではありますが、

2024/4-7月 受験学力への対応 ( n = 118 の平均値 )

もとが・・・。というのはさておき
全体がぐぐっと底上げされます。
学ぶ集団化するんです。

個人で見ると
62 → 78 みたいなのが 10/118 程度出ています。 
42 → 53 とかがわんさか。といった感じです。


授業改善の視点

実現が求められている
「主体的・対話的で深い学び」が整理されています。

国立教育政策研究所「主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善の視点について」p.3
https://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pdf_seika/r02/r020603-01.pdf

多ぃ!

やるべきこと、多っ!
求めてるもの、おおっつ!

いや、たしかに、そうですね。
その通りだと思います。
ここで挙がっているもの、正しいです。
正論です。

しかしですよぉ。
こんなにいろいろ、一気にばーーっと
そ、そんなの

無理やろぉ・・・。


先生!

あいだのいちまい®️.Labでいっしょに

この「無理やろぉ・・・。」を

電子じゃーに封印しましょう!"まふうば"です!
(くみちょーはドラゴンボール世代です。)

「あいだのいちまい」は、
この「無理やろぉ・・・。」を封印し

手っ取り早く、簡単に、労力もお金も時間もかけずに

実現することが可能な"呪文"です。


最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
「あいだのいちまい」の紹介第2回目として、
現場の本音からせまってみました。
なんとなく雰囲気をつかんでいただけているとうれしいです。
実施の際のポイントについて書けていないので、
3回目には書くつもりです。
また、事例実物も可能な限り掲載していきます。

ぜひ感想やコメントで交流していただけると嬉しいです。
引き続き温かく応援していただけますことを願っています。


いいなと思ったら応援しよう!