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心のままに生きてみたくなる一冊
こんばんは、Haruです。
出来ているかはさておき笑、私の人生のテーマの一つに「ありのままで生きたい」というのがあります。
飾らず驕らず、楽しい時はおもいっきり笑い、悲しい時はわんわん泣く、みたいな。
そんな風に生きたいなあとコソっと思っては、少しずつそうなれるように"頑張って"力を抜いていったりしています。もう早速矛盾してますが。笑
特に誰か「この人!!」というお手本がいるわけではないのですが、その中でも素敵だなあと惹かれる人がいたので、今日はその方を本を交えながら紹介しますね。
様々な肩書を持つ『イ・ラン』という人
シンガー・ソングライターで、コミック作家で、映像作家で、イラストレーターで、エッセイストの、イ・ランという韓国で活躍するアーティストです。
活動拠点を日本にも広げているので、ご存知も方もいらっしゃるかと。
これだけ肩書ある人っているんですね。笑
歌が歌えて、絵が描けて、動画も作れて、ストーリーも描けて、文章だって書ける。アートだなあ。笑
彼女のことを知ったのは、彼女が書き下ろしているエッセイに出会ってからです。
それからとても好きでインスタもフォローしているんですが、韓国語全然わからないので何かいてるか分からず。悲しい。笑
韓国語分かる方、良かったら見てみてください。
『悲しくてかっこいい人』
初めてこの本を読んだとき、「なんて素直で飾らなくて、すべてさらけ出す人なんだろう」と思いました。
友達との思い出、一人で過ごす時間、恋人の話、学校時代の話、仕事への葛藤など・・・そんな"誰にでもある"日常のワンシーンが、過去の思い出やその時々の感情と結びついて、ありありと目に浮かぶかのように綴られています。
あれ?わたし昔からこの人知ってたっけ?と思うくらい。笑
しかも、「お金がない」とか「彼氏に振られた」とか「仕事いやだ」とか、あんまり人には見られたくない、見られてはいけないと思い込んでいる負の部分も、くすっと笑えるユーモア付きで大っぴらにしちゃうところがまた素敵なんです。
誰にでもあるけど、蓋をして見られないようにしてるちょっとダークな部分を、簡単にさらけだしてしてしまう感じ。
それが気持ちよくて、可愛らしくて、人間ぽくて、一瞬で好きになりました。何より、自分の表に出せない部分を代弁してくれるような気分になりますよ!笑
ありのままで生きたいんだ
彼女のことはこのエッセイを読んだ後で詳しく知りましたが、こんなに多彩な人だったとは驚きでした。
だけど、そんなすごい人でもこういう誰もが感じる不安や焦り、そして悲しさといった気持ちになるんだなと、とても安心したのを覚えています。
SNSが普及しすぎて、ついつい自分を良く見せようと見栄を張っちゃうこと、ありますよね~。私もありました。w
ですが、そういう生き方はきっとすぐに限界が来るので、背伸びせずありのままで生きるということをもっともっと大切にしたいなと、改めて思うのです。
ではまた!
Haru