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内向型教員が大切にしたい言葉


こんばんは、aiです🌙

私は日々HPゼロの状態で退勤し、なんとか生き延びている内向型教員です。

自分の内面世界と向き合うことで回復し、
大勢の人と接する度に消耗してしまう私にとって、

学校という場所はストレス大量生産地となってしまっていました。

しかし、子どもたち一人一人の悩みを聞いたり、必要な言葉をじっくり考えて伝えることに非常にやりがいを感じるのも事実。これからも教育に関わり続けると思います。

ただ、なかなか前向きになれず落ち込んでいました。

そんな私を見かねてか、とても尊敬している先輩教員がご飯に連れて行ってくれました。

そこで、いくつか救われる言葉があったので、ここに残していきたいと思います。



内向的な教員だから大切にできる生徒がいる

学校は小さな社会。
活発で外交的な生徒もいれば、物静かで刺激に敏感な生徒も。

内向的な教員だからこそ、外交的な教員が取りこぼして注目できていない生徒と信頼関係を築けるんだよ、と先輩。

外交的な教員と、内向的な教員。
両方いないとバランス取れないんだよって。
私は私のままで良いみたい。
心がスーッと軽くなった。

たしかに。
外交的な生徒に積極的に関わりに行こうとしない自分を責めていたけれど、私のニーズはそこじゃないのかも。と、ハッとさせられた。

私だから支えられる生徒がいるかもしれない。

明日からは、あまり教員や他の生徒に関わりに行かない様な、内向的に過ごしている生徒に注目してみようと思った。


生徒ファースト


教員だって一人の人間。
他人から攻撃心を向けられることは辛いし避けたい。
特に私は、とても傷ついてしまうから、自分を守ることに精一杯。

でも先輩は、自分を守る以上に、生徒が成長して困難を乗り越えていけることを第一に、接している。

時にはあえてクラスの前で生徒を叱責し、怒りのベクトルを教員である自分自身に向ける。

そうすることで、その生徒の孤立を避けることができることに加え、他の生徒にも考える機会を与える。

その他にも、先輩の一挙手一投足は、全て「生徒が」が主語になっている。

本物の生徒ファーストを体現している人に、初めて出会った気がした。

愛だな。と思ったし、そんな素敵な人が担任である生徒たちに嫉妬さえしてしまうくらい。

生徒たちの中には、先輩の気持ちにも気付かずに、悪口を言ったり避けたりする子もいる。

「いつか、その子が困難にあった時に、踏ん張って前に進める様になる手助けができればいいんだよね。気付かれなくてもいいし、見返りもいらない。」って。

ヘラっと笑って見せる先輩は、人生3周目なんじゃないかって思う。「ブラッシュアップライフ」みたいに。

まだまだ若手に入る人なのに。
圧倒的…包容力?人間性?
言葉が見つかれないけど、本当に尊敬。

私にはまだまだ出来ないなぁ、と思いつつ。
先輩の言葉はこれからも私の中で生き続ける。


これから

ここ最近は、自信を完全に失い切っていた。

授業力も、人間性も、コミュニケーションの取り方も。
経験不足だから仕方ないってわかっていても自信がなくて、傷ついて、セルフネグレクトしてた。

でも先輩の言葉を聞いて、そんな自分を少しだけ許せた気がする。

私が私のままでいれる、良さを活かせる心地よい環境を探してみようかな、と。

理想と現実がかけ離れて、苦しくなるけれど、きっとそれも人生で。
絶望が好機のキッカケになってたりするのかも、と考えてみたり。

明日もHP ゼロで帰ってくると思うけど、
同僚に恵まれたおかげで、なんとか生き抜いています。
明日もボチボチ頑張ろう…

おやすみなさい🌙

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