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鬱を脱する覚書

まんまです。
昨日の夜はもう何もかもに興味がなく意欲もなく、「働くために薬を飲んで横になって一日終わらせてっけど働いて金もらえるようになったところで何も得られないだろ死にてーな」という投げやり希死念慮がありましたが、今日はなぜか元気だった。躁転でもしたの?というくらいに。



【気圧】
まずひとつめは気圧。おおよそこいつのせい。
昨日、気圧は恐ろしいほどの急降下を見せつけてくれた。頭痛と心身のだるさで一日中ぼーっとしていた。本当に一日中布団でなにもせずぼーっとしていた。
その昼の間はなにも感じなかった、なにも。苦しいも辛いもなく、ただ無関心と体のだるさだけ。
それが夜に一変した。
夜になると前触れなく不安が訪れ死にたくなる、そんな話は何度かした気がする。その程度なんて比べていないけれど、ただただこの生活への惨めさと虚しさ、回復した先の見えなさに死にたくなった。
ストレスの過食と不眠が出てきたので、眠剤を追って足しつつ安定剤も併用して、そのうちに寝た。いつかは知らない。

朝はコンサータを飲むため、出勤前の家族が声をかけてくれる。申し訳ない。日差しが入っているのを何となく視界の端に留めながら薬をそれぞれ飲み、二度寝した。どうせコンサータのおかげで起きられるだろうと思ったからだ。


【孤独】
目が覚めたとき、気圧が収まったのとコンサータの作用で体を動かすことができた。それからぼんやり昨夜のことを考えて、長時間の孤独はダメだな、と思った。
いくら一人が気楽と言っても、部屋に一人で閉じ込められて誰とも会話できない状態が続いたとしたら、なにかしら影響は出るだろう。普通におかしくなっていくと思うし、鬱とかいうハンデ背負ってる人間は一日でかなり大打撃になる。多分そうなんだろう。

人との会話が億劫で声も出したくない、顔を動かしたくない。そういう時はまた別にあるけれど、できるだけ陽のあたる場所で安静にして、動けるタイミングを待つしかないのだろうと思う。こと孤独に関しては。


【日光浴】
心療内科にかかっている100人中100人が間違いなく医師に言われている常套句。「陽の光はどの薬より効く」
その通りだった。
実のところ今まで恩恵を感じたためしはなかったのだが、上記の孤独を紛らわすべきかと家族に声をかけにリビングへ降りたところ、疲れて苛立っている様子だったので引き返した。で、考えて、予定を変更した。

鬱でないときに唯一興味を持てる野外スケッチでもして陽を浴びてこようか、そう思った。そして本当にやった。
薬による補助はもちろんのこと常日頃朝から日光が入り込むようカーテンを開け放っていたりで、ようやく一般人並み…の体力でも気力でも生活でもないだろうが、一時的でもそれだけの力を発揮できたのは大きいし、得たものもある。
とにかく私は画材をまとめて外に出た。出られたのだ。

もう分かる通り陽の光というのは鬱状態に効果てきめんだった。

もとは絵を描くのが好きだったはずだし、数十分の簡単なものでも陽を浴びながら作業に集中できる自分の状態、周囲の環境というのは、尋常じゃないほどの開放感と伸びやかさを感じさせてくれる。るんるんで帰宅した(し、夜に加筆までした。見出しがそれです)
逆にスマホの光や対人ゲームなどは勝敗関係なくストレスを与えてくる印象がある。勝敗関係なくね!最近勝てるようになってきたけどなんとなくストレスを感じるので三戦くらいでギブアップしている。


そんなこんなで今日は久々に「あれやりたいな、やるか」と腰を上げ、完遂し、気分がよく家事手伝いも捗った。
それでも今は少しだけ不安感、ストレスがある。スマホのせいかコンサータ切れか元気の使いすぎかは分からない、でもとにかく夜は人間の起きているべき時間ではないと思うことにして、さっさと寝る習慣をつけようと思う。

ここまで読んでくれてありがとう。
タラコ


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