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ひとことで劇的な変化!!『なんで…』と落ち込む日々にさよなら出来たたったひとつの言葉

Ahneは、おうちでできる療育のご提案や、講義型の学習サービス発達・療育についての個別相談などを行っています。

皆さんこんにちは、Ahne代表・療育作業療法士のかいとです!


本日の記事は【インタビュー企画】の第2弾!

僕やAhneの知識・情報だけでなく、たくさんのフォロワーさまの思いを広めていくことができればと始めたこの企画。

今回ご紹介させていただきますのはコチラの方です!


ぱんだくんとぱんだくんまま【自閉症スペクトラムboy】
Instagram:@wakuwaku_panda.life


お子さまに対して『なんで……』と落ち込んでしまう日々が劇的に変わった、たったひとつの言葉があるのだそう……!

いったいどんな素敵な言葉でしょう? ぱんだくんままさんに、詳しくお話を聞いてみました!




ぱんだくんとぱんだくんまま【自閉症スペクトラムboy】さんのご紹介!

Instagramでは、ASDのぱんだくんと、ぱんだくんままの日常をゆるっと更新!

同じ境遇のおうちの方を支援できる施設をいつか作りたい! という目標を掲げて、発信を続けていらっしゃいます!

ぱんだくんままさんは現在、保育士として活動されながら、Instagramにて発信をされています。


『なんで……』という言葉が何度も生まれ、自責に苛まれる日々……

「なんで出来ないの?」
「他の子は出来るのに…」

色んな場面で「なんで?」という言葉が出てきて、その度に落ち込んでしまう日々を送っていたぱんだくんままさん。

ですがある日、

「そうだ! もう『なんで?』をやめよう!」

と思い立ったのだそう!


かいと:
「なんでを辞めた日」の投稿拝見させていただきました!

素敵な考え方の投稿だなと感じ、気づいたときにはもうご連絡していました(笑)


ぱんだくんままさん:
素敵な考え方だと思っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。

私と同じような境遇の方々が、少しでも楽な気持ちになれたらと思い発信しました!


かいと:
『なんで…』は、自分の期待(予想)と結果の差が生まれた際に出てくる言葉のひとつかなと思います。

お子さまへの過度な期待などは、誰に聞いても「やめたほうがいい!」という共通認識があると思います。

しかし、いざ実際に行動に移すというと難しいですよね。


ぱんだくんままさん:
そうですね。確かに『なんで』の頃は、息子への期待度が高かったり、私の要求するものが多かったりしたのかもしれません。


『なんで』とサヨナラできた『○○○○○○○』という言葉!

ぱんだくんままさん:
しかし、『なんで』を『どうしようかな』に変えるだけで結構楽になったんですよね。

どのように行動に移したか、具体例を使って説明しますね!


例)園行事で1日の流れが変わってしまい、泣いて行事に参加できない

『なんで』の場合
→なんで泣いちゃうの? なんで参加できないの?

『どうしようかな』の場合
→明日園行事あるな~。たぶん泣いちゃうよな。『どうしようかな』
あ、園に行く前に訪問先の外観だけでも見せておこう!!

という感じで、色々予測して前もって動くことに自然に変わっていきました。


かいと:
なるほど! すごく分かりやすい!

『なんで』とお子さまだけに焦点を当てるのではなく、自分は『どうしようかな』と考えるということですね。


ぱんだくんままさん:
その通り!

『なんで』は息子だけが頑張らないといけないけど、『どうしようかな』は私も一緒になって乗り越えていくイメージですね。


「わたしは……」で伝える「iメッセージ」が効果的!

かいと:
一緒に乗り越えるという部分が特に素敵ですね!

心理学的にも、「わたしは……」などの私を主語とした「iメッセージ」は自他境界(自分と相手との境)を引く上ですごく効果的なんです。


「iメッセージ」とは

『なんで』の主語はお子さまに向いているので、「youメッセージ」になります。

(例)「なんでぱんだくんは、園行事で泣いちゃうの…」

『どうしようかな』の主語はママさんに向いているので、「iメッセージ」になります。

「明日園行事だからぱんだくんきっと泣いちゃうよな。泣かないように、はどうしようかな?」

お子さまのことを考えられた結果の、自分への気づきだったのですね。

インタビューのさいごに、一言お願いしたいです!


ぱんだくんままさん:
自分と同じ境遇のおうちの方を支援したいと思い、Instagramで活動しているのでこれからもよろしくお願いします!


かいと:
ありがとうございました!


さいごに

今回はインタビュー企画の第2弾として、ぱんだくんままさんにお話を聞いてきました!

たったひとつの言葉の違いで、自分の気持ちも、相手への伝わり方も、全然違ってくることがとても印象的でしたね!

ぱんだくんままさんの心がけも、心理学的にも理にかなったもので、療育作業療法士のかいともぜひ実践してほしいと思う、素敵な考え方でした!

これからも、Ahneオススメの投稿者さまを積極的にご紹介できればと考えておりますので、ぜひフォローして次の記事をお持ちください!


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最後までご覧いただきありがとうございました!


【この記事を監修した人】
かいと

Ahne代表。療育作業療法士。
こころの問題についての知識も豊富で、「心理×作業療法」の組み合わせで心身の両面を支援できることが強み。様々な療育現場での支援経験アリ。


【この記事を編集した人】
リル

Ahneライター。書籍編集者。
note記事のほか、Ahneオリジナルの教科書を鋭意制作中。





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