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小学校の家庭科ボランティア。皮から作る餃子。中華料理ナイト。

小学校六年生の家庭科の授業をサポートするために、ボランティアに行ってきた。そもそもの始まりは、ご近所さんの「地域コーディネーター」の方に誘われたからだ。この方はまず自治会の重鎮だし、民生委員もなさっているし、近所のお年寄りのサポートもしていて、もう大活躍の方なのだが、お茶をしていた時に「空いている時間でいいので、ちょっとお手伝いしてくださらない?」と言われたのだ。

最近の小学生は、お家はみんな共働きだし、なかなか家庭で料理や裁縫を習う機会がないらしい。家庭科でそれに初めて触れても、なかなか教わった通りにできないのだ。先生一人では見きれない、ということで、ボランティア。

子どもがいないので、小学校に入るなんて選挙以外では自分の子どもの頃以来だ。なんだかとても懐かしかった。今の子たちは、休憩時間にダンスしながら動画を撮っているのね!お習字や絵が窓に貼られていて、変わらない風景でもある。

そして授業。三十数人のクラスが4班に分かれて座っているところで、各机にボランティア設置。昨日はバッグを作るために、ミシンで縫ううところにチャコペンで線を引くのと、仕付けをするのがミッションだった。

私を含めて、六名のおばちゃんたちが、ワイワイしながら作業する子どもたちをサポートする。でもみんな良い子たち。暴れたり、歩き回って授業にならない子もいないし、ちゃんと教えると素直に聞く。

かわいいのが、やっぱり個性が現れる。サササッと終わらせてしまう子もいれば、「ここがちょと曲ったからやり直し!」と、几帳面にこだわる子もいる。いたずらをして私が「それは危ないよ?」と注意した子は、もう一回いたずらしたくてウズウズしながら私を上目遣いで見ていたり。

なんだかなんだんで時間通りにみんな作業が終わった。「ふりかえり」は、iPadに入力して先生に送信するのだ!さすがデジタルネイティブ。みんな手慣れたものだ。

とても楽しかった。子どもはかわいい。育てるのは本当に大変だろうが、羨ましくもある。そして子どもたちのパワーはすごい。なんだか元気をもらって帰ってきた。

元気のあるうちに、と、昨日は皮から作る餃子、麻婆豆腐、よだれ鶏を作った。

餃子は皮がちょっと破けてしまったが、美味しく焼けた。夫の大好物で、しかし手間がかかるので滅多にしない。大喜びでたくさん食べていて嬉しかった。

麻婆豆腐は、豆豉を刻んで、豆板醤と甜麺醤とで作る。辛味が自分で調節できるので、私はずっとこのレシピだ。

夕方栗が来た。ふるさと納税の返礼品の、京都の丹波栗。ものすごく大きくて、ツヤツヤな栗がきた。一晩水につけて万が一の虫をやっつけたので、今日は一日栗仕事の日だ。今年はようやく!栗剥き用のナイフを買った。毎年包丁でヘトヘトになっていたが、さて、うまく行くかな?

続く

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