我が家の家庭菜園〜夏バテ防止にオクラの栄養〜
先日は警報が出されるぐらいの雷雨でしたが、今はだいぶ落ち着いてきました。
しばらくは天気の移り変わりが激しくなるため、予報はこまめに確認されてください。
天候は荒れていましたが、庭の野菜は順調に収穫できています。
(大雨でマリーゴールドが倒れていますが、翌日には上を向いていました)
今回はオクラの栄養成分と、調理の際に行う下処理についてのお話しです。
オクラの栄養成分「ペクチン」について
ミニトマトやピーマンなどは年中食べれますが、オクラは夏場にしか出回らない野菜です。(冷凍品は除きます)
オクラにはβカロテンやビタミン類、カリウム、カルシウムなど、美容と健康にいい成分が含まれています。
その中でも特徴的なのは、ねばねばの元である「ペクチン」と言う成分です。
ペクチンは食物繊維の1種で、胃粘膜の保護をしたり、腸内環境を整えてくれます。
胃腸の動きが活発になれば食品からの栄養も吸収しやすいですので、疲労回復の効果も見込めるのです。
この頃は猛暑や大雨で気温差も激しいですので、体調を整えるために食べたい野菜ですね。
夏バテ気味で疲れやすいと感じている時は、豚肉などタンパク質の多い食材と一緒に食べてみてはいかがでしょうか。
オクラの場合は食べすぎても大きな問題にはなりませんが、もしかしたらお腹がゆるくなるかもしれません。
1日に3〜5本程度を目安なので、他の食材と組み合わせて美味しく食べていきましょう。
オクラと食べ合わせの良い食材については、こちらで紹介されていました。
オクラ料理の下処理について
調理したことがある人は知っているかと思いますが、オクラの表面には細かな毛が生えています。
大きくて新鮮なオクラほど生えているので、そのまま食べると口の中で刺さって痛くなるのです。
そのため生のオクラを調理する際は、「板ずり」と言う方法で下処理をしてから加熱しましょう。
板ずりの詳しい方法については、やまさんのレシピと一緒に紹介されています。
「なぜオクラにうぶ毛が生えているか」を調べてみましたが、はっきりしたことはわかりませんでした。
仮説で上がっていたのは虫除けのためだったり、紫外線や乾燥などの環境への備えだったりする様です。
実際に他の野菜と比べて虫の被害も少なく、乾燥にも強いため身を守る役割であっている気がします。
ちなみにオクラ株を確認してみると、実以外に茎の部分や葉の裏側に多くうぶ毛が生えていました。
まとめ
ここまでオクラの栄養と、調理時の下処理についてお話ししてきました。
夏の強い日差しや激しく打ちつける大雨にも負けず、庭の野菜たちは元気に成長しています。
元気な野菜の栄養を分けてもらって、まだまだ暑い今年の夏を乗り切っていきましょう。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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