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我が家の家庭菜園〜残暑の疲れにみょうがの栄養〜
先月までと比べて過ごしやすくなってきましたが、日中はまだ蒸し暑いですね。
来週やってくる台風の影響で暑くなるようですので、災害と熱中症への対策をしておきます。
まだまだ残暑が続きますが、朝夕の寒暖差も大きいため体調を崩さないように気をつけないといけませんね。
対策を調べていると今が旬のみょうがには、この時期にうれしい栄養がたくさん含まれていました。
今回は庭で育てている野菜の1つ、みょうがの栄養についてお届けします。
みょうがの栄養と「αピネン」
さわやかな香りがする「みょうが」は、日本でのみ食用として栽培されている野菜です。
栄養面ではカリウムやマグネシウム、アントシアニンなど、体調を整える成分が豊富に含まれています。
中でも香りの元である「αピネン」は、さまざまな効果を持っている成分です。
αピネンは春菊にも含まれており、リラックス効果がある成分とされています。
木々にも含まれている成分ですが、ここではαピネンの食用としての効果を次の通りにまとめてみました。
●消化を助ける
胃酸の分泌を促す働きがあるため、食欲増進の効果があります。
●血行促進
血液の流れをよくしれくれるので、発汗作用や冷え性の改善に期待できます。
●集中力を上げる
大脳皮質を刺激するため、眠気を覚まして意識をハッキリとさせてくれます。
まとめて見ると、夏バテの症状を改善する効果ばかりでした。
その上辛味成分の「ミョウガジアール」には抗菌や解毒作用があり、風邪の予防や喉の痛みを和らげてくれます。
収穫時期的にも疲れが出やすいので、料理に取り入れたい食材ですね。
みょうがの食用部位とオススメの食べ方
みょうがは食べる部位で、「花みょうが」と「みょうがたけ」の2種類に分けられていました。
一般的にみょうがと呼ばれているのは「花みょうが」のことで、咲く前の花芽部分を食べます。
風味が強いため薬味に使われることが多いですが、油とも相性が良いため炒め物や揚げ物にも適しています。
うちではきゅうりと一緒に漬物にすることが多いですが、食感や香りが楽しめてオススメです。
「みょうがたけ」は茎の部分を日光をに当てずに育てたもので、若くてやわらかい内に収穫します。
香りは控えめで歯応えがあるため、酢の物やマリネにすると良いようです。
今育てている分は1年目で栄養を蓄えさせているので、みょうがたけに挑戦するのは来年以降にします。
※全体が密集しているので、風通しのためにも葉を剪定する予定です。
「物忘れがひどくなる」は迷信
みょうがは「食べると物忘れがひどくなる」と言われていますが、これは迷信です。
逆に集中力を上げてくれる野菜ですが、なぜこの様な話しが信じられてきたのでしょうか。
調べてみたところ、ある逸話が由来になっていました。
お釈迦様のお弟子さんに物忘れのひどい人がいたそうで、自身の名前を忘れてしまうほどだったそうです。
見かねたお釈迦様は、彼に名前を書いた札(もしくはのぼり)を持たせました。
(それでも名前を覚えることができませんでしたが、忍耐強く努力を重ねて悟りを開いたとされています)
そのお弟子さんが亡くなった後、墓の周りに見慣れぬ植物が芽を出し、花を咲かせたのです。
お弟子さんにちなんで、生涯名を荷い努力したことか「茗荷」と名づけられました。
物忘れがひどくなると言う迷信は、このお弟子さんと結びつけられたことで広まったようです。
詳しい内容や科学的な根拠を紹介しているサイトがありましたので、こちらを参考にさせていただきました。
まとめ
ここまでみょうがの栄養とオススメの食べ方、逸話を紹介してきました。
8月に収穫をしていたみょうがですが、最近は花芽が出ていません。
もともと1年目は収穫量が少ないことと、プランターの土が足りていないことが要因だと思われます。
今後は土を足したり、風通しの良い場所へ移動させたりする予定です。
しかし台風が接近してくる様なので、天候が落ち着いてから作業してみます。
今回の台風は規模が大きいため、屋内外の災害対策をしっかりして備えておきましょう。
長くなりましたが、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。