我が家の家庭菜園〜不織布ポットで育てる野菜を交代させる〜
数日前の初夏のような日差しと違って、雨が降り続いてひんやりとしてきましたね。
季節外れの暑さがおさまって寒く感じるかもしれませんので、服装にご注意ください。
先週末に仕入れていた苗の植え替えですが、先に育て終わった野菜の片付けをしていました。
育てるのに必要な土の量は決まっているので、どうしても大きな鉢やプランターの方が適しているのです。
次の苗を植えるために育てていた野菜を片付けたので、今回はその様子を紹介します。
ブロッコリーの片付け
今回植えようとしている「長なす」は成長度合が大きく、その分育てるための土も多くなります。
ちょうど不織布ポットが最適ですので、交代させるためにブロッコリーを片付けてしまいました。
ここからは、片付けの様子を説明していきます。
①株についている葉っぱを取り除く
真ん中の茎から、枝分かれしている葉っぱを取り除いていきます。
このときはハサミで切り落とすよりも、手で折った方がはやいです。
葉っぱには青虫が隠れてたりもするので、軍手をはめてから作業をおこないます。
取り除いた葉っぱは捨てますが、住んでいる自治体で処分の仕方か違うため、よくご確認ください。
②株を不織布ポットから外して、ビニーシートの上におく
真ん中の茎は太く丈夫なため、その部分を掴んで取り外せます。
不織布ポットの場合は、横に寝かせて上から乗ってほぐすと外しやすいです。
③固まっている土をくずす
全体に根っこが張り巡らされているため、細かい根の間に土が入り込んでいる状態です。
土だけにして再利用するので、少しづつばらしていきます。
土が湿っていると固くて扱いづらいので、片付ける株はあらかじめ乾燥させておきましょう。
ある程度土が取れた根や茎は、葉っぱ同様すべて処分します。
④目の大きいざるで土をふるい、根を取り除く
くずしていく過程である程度手で取れますが、細かい根っこやゴミはふるいにかけて土を落とします。
大きい目のざるに土を入れて、少しづつふるっていきました。
上に軽石も残ったりしますが、植える際に土に混ぜた物なのでこちらは戻してしまいます。
季節や植えていた植物によっては、幼虫が紛れ込んでいる可能性もありますのでご注意ください。
⑤振るった土は天日に干して、大きめの袋で保管
ビニールシートの上に平らにならして、日光消毒して土を乾燥させました。
干した後は新しい土と混ぜて使ってもいいですし、使うまで保管して置けます。
購入した土の袋などは丈夫なので、捨てずにとっておくとこういった場面で便利です。
⑥不織布ポットについた根を取り、水洗いする
肝心の不織布ポットですが、土を処理していた間は干していました。
ポットの内側にびっしりと細かい根がついているため、乾燥させた後に取り除きます。
プランターの場合は底に軽石を敷いていると、この根が絡んで取りづらいのです。
またざるでふるう際も土に混ぜる細かい物と分別することになるため、底に敷く石は玉ねぎネットなどに入れて置きましょう。
根っこを取ってしまった不織布ポットは、バケツに入れて水洗い後干します。
このポットは去年の11月から使用していますが、ほつれなどもなくて次も問題なく使えそうです。
苗の植え替え
洗って一晩干した不織布ポットに新しく土を入れて植え替えをおこいます。
土を入れる前に取り除ききれなかった根があれば、ブラシをかけて落としてしましょう。
今回植え替えたのは、「長なす」と「普通のピーマン」です。
どちらも「肥後紫なす」の植え替えたときと同様、土に堆肥や肥料を混ぜて使っています。
野菜用の培養土だけを使ってもいいのですが、ある程度混ぜた方が元気に育つのです。
育てる植物や苗をどれくらい成長させたいかで変わりますので、よく調べてから植えてください。
こちらは植え替え後の「長なす」。
こっちが「普通のピーマン」です。(写真の苗も、後からシートを敷きました)
どちらもアブラムシが寄ってきやすく、泥がはねて葉につくと病気になるのでアルミシートを敷いておきます。
野菜用のアルミシートが売っていましたが、今回は100均で売っているシートを切って使用しました。
植えた翌日から雨風が強くなる予報だったので、支柱を立てて茎を麻紐で固定することに。
支柱が足りなくて短いのを仮に立ていますが、後日新しく仕入れてから立て替えます。
まとめ
今回も長くなってしまいましたが、不織布ポットで育てる野菜を交代させた様子をお届けしました。
後は「こどもピーマン」と「ミニトマト」の苗が残っていますが、土が足りなくて植え替えができていません。
雨で苗が痛まないようにしつつ、新しい土を買いに行ってきます。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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