分析プロセスを重視する~発展編~
こんにちは!本日も分析ラボ通信の開封ありがとうございます。
今回は、前回お届けした「分析プロセスを重視する」の発展編として、さらに一歩掘り下げた内容をお届けします。
では、早速内容に入りましょう。
前回の投稿はこちら
「他人の力を借りる」方法と合わせて活用する方法
分析レベルがある程度あがってきた場合において、分析を誤る可能性が高いの
は「思い込みによる検証不足・視点不足」です。
検証すべき対象であると認識ができていれば検証ができるものの、自分にない視点や今まで経験したことがない事象の場合、そもそも検証対象とすべきものと捉えられず、その結果、分析を誤ることとなります。こういう場合においても、前回の分析ラボ通信でお伝えしたとおり「他人の力を借りる」というのが基本的かつ非常に有効な方法です。
加えて、今回は「セルフチェックをする」方法をお届けします。
「他人の力を借りる」方法と合わせて活用することで、分析レベルはまた一段階レベルが上がることになります。
自分の分析が間違っている前提で進める
セルフチェックを行う場合には「自分の分析が間違っている」という前提で進めます。これは自分が初心者で分析レベルが低いから、という理由ではなく、むしろ、分析の上級者だからこそ見落としている視点がある、という前提で分析に臨むということです。
その前提で進める場合の典型的な「問い」は、「どんな新しい情報があれば、今の結論はひっくり返るだろうか?」というものがあります。
今の結論が間違っている前提の質問になっていることがわかると思いますが、こういう問いを投げかけ、「新しい情報」の仮説を立て、その情報が本当にないのかを探す、ということを行います。自分で一度分析を行い、暫定の結論を出す。
その上で、上記の「自分の分析が間違っている」前提でのプロセスを進めるというわけです。
いわば、一人ツッコミを行う、ということですね。人は最初の仮説に固執してしまいがちなのですが、この一人ツッコミを繰り返すことで最初の仮説に固執することなく、より良い仮説を採用できるようになってきます。
今回は、分析の質を高めるための方法として、
前回の「他人の力を借りる」方法とは別の「セルフチェックをする」方法を紹介しました。
他の人の力も存分に借りつつ、自分のセルフチェックレベルも高めていくという両輪が機能すれば、分析レベルは自然に上がっていきますので、ある程度のレベルに達したと感じた方は、今までのやり方と合わせて実行してみてくださいね。
編集後記
今回の「自分の分析が間違っている前提で進める」というのは優秀な探偵や刑事が持っている必須の発想ともいえます。こういう視点で見ていくと推理ものがまた違った視点で楽しめると思います。優秀な探偵気分を味わいたい方は、テレビドラマなどで試してみるのも面白いと思いますよ。
そしてこういう視点でみると単なるドラマやアニメ(名探偵コナンの映画など)も
学びの機会になることが実感できると思います。
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