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「雨雲出版」を設立して本を作りました!

雨雲出版という出版レーベルを立ち上げることにいたしました。
来年2024年には、作家ベッシー・ヘッドの小説When Rain Clouds Gatherの日本語訳(『雨雲のあつまるとき』(仮))を出したいと考えています。

それに向けて多くのプロフェショナルな方が力を貸してくださり、少しずつ形になってまいりました。長年のプロジェクトがこうして形になりつつあることに興奮し、何度でも感動し、ワクワクしています。

そのような中、翻訳出版に向けての前段階として、多くのひとにベッシー・ヘッド作品の素晴らしさに感動してもらいたくて、二冊本を作りました。

こちらの本は、2023年11月11日(土)開催の文学フリマ東京37にて「雨雲出版」のブースに並べる予定です。

なお、初めてのInDesignに奮闘しておりましたが、最終的にプロのブックデザイナー 吉崎様(Versographic)にブックデザインをお願いすることとなり、なんとものすご~くすてきな作品に仕上げていただきました。

こちらです!

■『雨風の村で手紙を読む ベッシー・ヘッドと出会って開発コンサルになったわたしのアフリカ旅』(エッセイ)
潜在意識に南アフリカはあった。
大学で偶然にアフリカ研究のゼミを選んだことから、南アフリカ出身でボツワナに亡命した作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)と出会い、初めてのアフリカに旅することになった。ボツワナのセロウェ村にあるミュージアムに保管されている彼女の手紙を読みに。1998年のことだった。
その後、アフリカと日本を旅しながら出会ったアフリカのこと、開発コンサルとして仕事をしたこと、作家ベッシー・ヘッドのことを綴ったエッセイ。
■『雨雲のタイプライター ベッシー・ヘッドの言葉たち』(引用集)
南アフリカ出身でボツワナに亡命した作家ベッシー・アメリア・ヘッド(1937-1986)が綴った言葉たちを、その作品やエッセイ、書簡から一つずつ紹介していきます。
Rain Cloudsは、ベッシーが長く暮らしたボツワナのセロウェ村に建てた小さな家の名前。彼女はひとりその家でタイプライターを静かに響かせ美しい言葉を綴っていました。

*詳細はウェブカタログへ

多くの方に助けられ、思いを込めて作ったものですので、手に取った方が楽しんでくださったり、ベッシーを好きになってくださったら本当にうれしいです。

なお、皆様に直接お手に取っていただける大変すばらしい機会ですので、こちらの冊子もご用意いたしました。(無料配布です)↓↓↓

ベッシー・ヘッドのWhen Rain Clouds Gatherの第一章の日本語訳と解説を載せたものです。
ぜひ彼女の小説に触れてみてください!

初めての文学フリマ出店ですが、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
どうぞ遊びにいらしてくださいね

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文学フリマ東京37
2023年11月11日(土) 12:00~17:00
東京流通センター
第二展示場 Fホール | し-58
「雨雲出版」
https://c.bunfree.net/c/tokyo37/h2f/し/58

アクセス
https://bunfree.net/access/tokyo-trc12ef/
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