【西アフリカ料理】マリの露店風サンドウィッチ、作ってみました
マリのサンドウィッチの記事を書いていたら無性に食べたくなった。
普通に日本で手に入る材料でできるので、作ってみた。
出来上がりはこんな感じ。
じゃがいもを切る。これは小さめのメークイーン1個分。
肉は霜降りとかじゃなくてガッツリ系がおいしい。アンガス牛のステーキ用がピッタリ。親指大に切る。
オリーブオイルに調味料を全て入れて混ぜ、肉を漬け込む。
セロリの葉があればペースト状にすり潰して混ぜる。なかったので乾燥パセリを使った。でもほとんど味に影響なかったので、あんまり意味なかったかも。加えるなら生のハーブがいいと思う。
にんにくは生がなければチューブのやつでもいい。
肉を漬け込んでいる間に、フライドポテトを作っておく。揚げ具合はお好みで。現地ではカリカリにはしない感じ。
トマト、玉ねぎを切る。玉ねぎは紫が現地風。家になかったので普通の白で。からいのが気になる場合は少し水にさらしてもいい。ロスが出ないように少しだけ切った。
できるなら、漬け込んだ肉を串に刺して炭火で焼く。うちではできないので普通にフライパンで炒めた。すると粒マスタードの粒々が跳ねる跳ねる。家にあるのが粒ありだったから使ったが、粒なしの辛くないタイプのマスタードのほうがいいかも。現地のもそうだし。
パンを切って横から開き、トマト、玉ねぎ、焼いた肉、フライドポテトを好きなだけ挟んで、塩で味を味を整える。
現地ではさらに、肉を漬け込んだオイルを具の上からかける。
シンプルだけどおいしい。肉の旨みを味わう感じ。
ついレタスとかきゅうりとか、野菜を挟みたくなるかもしれない。それはそれでおいしいだろう。しかしそうすると違うものになってしまう。ぜひ一度このまま食べてみてほしい。
現地ではロコ(プランテーンを揚げたもの)を入れることも多い。
日本ではプランテーンは普通のスーパーなどでは入手しにくいのであまり馴染みがないかと思う。
ロコとはどんなものかについては、また別の記事で書こう。
現地ではオーダーメイドのこのサンドイッチは、お金をあまり持っていない人、特に子どもなどが注文すると、フライドポテト数本に肉のソースをかけただけ、みたいなこともある。
注文するたび、食べたいものを食べたいだけ入れられる自分がいかに恵まれているか、について考えざるを得なかった。
あまりに普通で、あえて紹介するようなものでもなかった気がするが…
私にとってはマリを思い出すものの一つである。
ミネコ
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