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プッシュ通知を受け取らない生活

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こんばんは、エアロです。

皆さんは、『プッシュ通知』を受け取られてますか?


『プッシュ通知』は、今ではメール、ゲーム、SNS、LINEなど、アプリをインストールすれば必ずセットで設定を促される機能となっています。

通知が来れば直ぐに、最新の情報にアクセスできる、相手を待たせないスムーズなやり取りが出来る、といったメリットもあります。

ですが、タイトルにもある通り、私は『プッシュ通知』を受け取っていません。

それは何故か?

私は、他の方よりも集中力が無い方だと思っており、電話の着信含めて、極力ない方が良いと考えています。

何なら、無音の中で仕事をしたいと思うような人間です。

作業をやっている途中で話しかけられたり、電話を取ったりすると、それが終わった後に「さっき何をやっていたんだっけ?」と思い出す時間と、状況把握とエンジンをかけるのが数分でパパっとは出来ない性分です。

例えば、「メールは即レスの方が良いのだろう」と思いつつも、決まった時間に纏めて返信をしていますし、電話もタイミングが良い時でないと掛かってきても出ません。

他の方は違う感覚かもしれませんが、自分と同じように感じる方も居るだろうと想像し、私から電話を掛ける事はほぼありませんし、メールで即返事がなくても、あまりイラつく事はありません。「タイミングが合えば返事来るだろう」と、その間に別の事をやれば良いという感覚でいます。


2008年?のカリフォルニア大学の研究では、電話などで途切れた集中力を取り戻すには『23分15秒』も必要である、という結果があります。

私はモロに、この研究結果と合致する感覚があります。


ですが一般的には、メール・通話・SNSなどの通知が作業画面に急に飛び込んで、その通知を見て画面を切り替え確認し、また仕事に戻る「マルチタスク」が出来て当たり前な風潮があります。

しかし、脳科学的には2つの事は同時に出来ないと考えられており、『マルチタスク』はシングルタスクを時間差で掛け合わせているに過ぎないのです。


『プッシュ通知』は便利な反面、公私ともに起きている間ずっと「マルチタスク」を強いる装置だと考えられないでしょうか?

脳は、何時来るかも知れぬ『プッシュ通知』に瞬間的に反応する為に、まるでクイズ番組の回答者席に立っている時の様に緊張しっぱなしです。

枕元にスマホを置いたまま寝てしまえば、目覚ましよろしく『プッシュ通知』が来る度に目覚めてしまうという生活をされている方も、意外と多くいると聞きます。

只でさえブルーライトで脳は覚醒してしまうのに、更なる負荷を与えてしまうのは、必要以上に身体に悪いことをしているのと同じではないでしょうか。

公私で様々な人間関係のストレスで心身に負担がかかる中、せめてプライベートだけでも『プッシュ通知』を外して、脳への負荷を和らげて欲しいと思います。

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エアロ
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