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「センスは知識からはじまる」 本紹介


みなさま、お疲れ様です
あかねこです。。。


本日、紹介させていだだく本は
水野学さんの

センスは知識からはじまる


です。



「くまモン」アートディレクションなどで話題の、
日本を代表するデザイナー発「センスの教科書」。

センスは生まれついたものではなく、あらゆる分野の知識を蓄積することで向上することを説く。
顧客の嗜好が多様化する時代、スキルよりもセンスを磨くことで、
仕事を成功させるノウハウを紹介する。

Amazon出版社コメント


こんな人にオススメ↓

センスを磨きたい!
・私、全然センス無いんです
センスってそもそも何?


こういった方にぜひ読んでみて欲しです

私もセンスとは持って生まれたモノだとばかり
思っていました
けど、そうじゃない

センスとは知識の集積である。

本書74ページ


著者はこう名言しています。
私も読んでなるほどそう言うことかと納得しまいました!






まず著者は
センスの定義を

センスとは、数値化できない事象を最適化することである



こう述べています
どう言うことだー??

著者曰く

「服のセンスがいい」というのは、カッコいい/悪いとほぼ同じ、そう言っても差し支えないでしょう。
「経営のセンスがいい」というのは、売り上げがいい/悪い、あるいは業績がいい/悪いということでしょうか?
たしかに経営センスがある社長がいる会社は、
たくさん利益をだしていそうに思えますし、
数字はとても大切です。
しかし、業績がよくても「センス?、うーんどうだろう?」という会社もあるでしょう。
たとえば、従業員や取引先を悲しい目に遭わせて利益だけ出していたら、センスがいい会社とは言えません。
逆に業績はいまひとつでも、よい人材を育成し、力の強い企業をつくろうとしている社長なら、経営センスがいいかもしれません。
新商品を開発するために利益を新しい投資に回し、一時的に利益が落ちているいう会社の社長も、よき経営センスよ持ち主かもしれません。
業績や売り上げは数値化できますが、
「センスのいい会社」というのは、
単純に数字ではかれないものです。

本書16ページ

言葉にされるとかなり腑に落ちますよね
私も服のセンスが良い、悪いとかと一色淡にしていました
が、全然違うものだとわかります。



次に、

まず、「普通を知ること」が必要


との述べています

またまた普通?を知る?なんぞやー?
ですよね

これも著者曰く

「スイスアーミーナイフのような多機能ナイフを持つ」と
イメージしてもいいでしょう。小さなナイフ、ワインのコルク抜き、
はさみも爪切りも、すべてがコンパクトにまとまっている道具です。
スイスアーミーナイフのナイフと庖丁を比べたら、
庖丁のほうがよく切れるにきまっているし、爪切りも単体の爪切りの
ほうが使いやすいです。
しかしスイスアーミーナイフを一つ持っていることで、
「いざとなれば何かできる」という安心感が芽生えます。
普通を知るとは、これに似ています。
「ありとあらゆる資格をもっていればといいという、
資格マニアのようなものなのか?」と思うかもしれませんが、
僕の意味することは、ちょっと違います。
「たくさん道具をもっているから何でもできる」のではなく、
「あれもできて、これもできるから、その真ん中がわかる」
という状態になるのではないかと考えているのです。

本書20ページ、21ページ

「いいもの」、「悪いもの」その両方をしり、
「一番真ん中」がわかることが大事。。
これにより多くの可能性が生まれていくわけですね


全然、余談、、、スイスアーミーナイフ

私の持ってるスイスアーミーナイフ




センスのよし悪しが個人と企業の存続に関わる時代


「自分にはセンスなど関係ない」と思っている人もいると思います。
これは誤った考えだと著者は明記しています。
これからの時代センスはビジネスパーソンとしてのアドバンテージ
となるこは確かになるそうです。



センスとは知識の集積である。

これが僕の考えです。

著者曰く

文章を書くことをイメージしてみましょう。
「あいうえお」しか知らない人間と
「あ」から「ん」まで五十音を知っている人間とでは、
どちらがわかりやすい文章を書けるでしょう?
どちらが人を喜ばせる文章を書けるでしょうか?
ひねくれた人は「あいうえおだけで素晴らしい文章を書ける人こそ
、センスがある」と言うかもしれません。
「あいうえお」だけ使ってハッとするフレーズを生み出せる人もいるでしょう。
しかし、五十音を全部知っている人と勝負をしたら、どちらが勝つかは明らかであり、そこを否定する余地はないと僕は考えます。
仮に一発勝負であれば、あいうえおしか知らない人が勝つかもしれませんが、何回にも及ぶ勝負であれば、
最後に勝つのは五十音全部を知っている人でしょう。
さらに、あいうえおだけで素晴らしいフレーズを作れる人は、
言葉の知識が非常に豊富であり、五十音も知っているはずなのです。
センスが良い文章を書くには、
言葉をたくさん知っていた方が圧倒的に有利である。
これは事実です。
文章と言う例えを使いましたが、
これは仕事や生きると言うことにおいても同様だと思います。
知識があればあるだけ、その可能性を広げることができるのです。

本書74ページ、75ページ

知っていると選択肢が増え、より多くの可能性を生み出す
ということなんですね
やはり、センスとは、特別な人に備わった才能ではない
と感じますね




効率よく知識を増やす3つコツ

  1. 王道から解いていく

  2. 今、流行しているものを知る

  3. 「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみる


どのように知識を増やしていけばいいんだろうと感じるはずです
著者は知識を増やすコツとして
知識を増やしていく3段階のアプローチを上記のように書いています
詳しく内容は書きませんが
この3つの方法が結構理に適っていると思います。



まとめ


センスは生まれつき持っているもの、選ばれた人にしか備わっていないもの
とばかり思っていました。
けどそうじゃなかった

センスとは知識から始まり、知識を集積し身につけていくものだった。
センスとは研鑽によって身につくもの。
決して最初から決まっているものじゃないのですね

日々、いろいろな物事に興味を持ち、挑戦していくことも
センスを磨くために必要と感じます。

この記事を読んで
より深く知りたくなってきたでしょうか??

「センスは知識からはじまる」

にご興味持たれましたら
是非、ご自身で読んでセンスの知識の集積にお役立て下さい


以上

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