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哲学に惹かれつつある
こんばんは。
最近、「哲学って意外と面白いのかも?」と感じつつあります。
というのは、千葉雅也著『現代思想入門』や牧野雅彦著『ハンナ・アレント』を読んで意外と楽しいと感じました!(どちらもわりと最近の本で、ページ数も少なく読みやすくなってます。)
楽しいと感じたのは、おそらく「最近の入門書だから」という要素が大きいのではないかと思ってます。
最近の入門書は、出版社の事情もあると思いますが、分かりやすいものしか売れないからです。分からないものを理解することはとても労力のかかることであり、現代人に受け入れられないからです(現代人に限らず、早く理解できた方が気持ちいい)。Twitterなんかでも、フォロワーを増やすためには、「分かりやすく伝える」とか、「短く書く」なんてテクニックがあると思います(ほんの初歩の初歩だと思いますが、)。とにかく、分かりやすさが求められています。(この辺の知識は稲田豊史著『映画を早送りで観る人たち: ファスト映画・ネタバレ-コンテンツ消費の現在形』で学びました。)
『現代思想入門』によると、哲学書は難解で、何冊も平行に読んでちょっと理解できるもの。さらには、原著がフランス語だったり英語だったりするので、日本語訳がおかしい所があり、解釈が難しいとありました(慣れている方は、日本語訳からその単語が英語だったらどうだ?(フランス語だったら?)と予測しながら読むそうです)。
さらに、哲学がなぜ面白いと感じたのか?と言えば、人間の行動の根本を考えたり、「人生とはなんだ?」というような答えのない問いに関して考察しているのが好きなんだと思います。
(興味があって分からなかったものが分かるようになるのが気持ちいいというのもあると思います。)
まあ、少しでも分かった気持ちになることが大切なのかなって思います。笑
今日はこんな所で。
では。