おばぁちゃんの最期-思い出と共に-
おばぁちゃんが亡くなってから、親戚皆で葬儀やお通夜の準備に入った。
おそらく、私が今まで記憶をしている中で一番親戚で協力した時だったと思う。この準備の時間は、何とも豊かだったなと私は思う。
中村家が神道であったことから、教会長さんや葬儀屋さんとたくさん打ち合わせをしなければいけないことがあった。
長男であるおじさんが喪主となり、次男であるお父さんもそれに協力する。
嫁であるおばさんとお母さんは、家に戻ってきてから神棚の前に眠るおばあちゃんに、次から次へと手を合わせにくる地