カロリーゼロはダイエット効果があるか？
ダイエットのために、カロリーゼロの食品を摂取している方も居ると思います。カロリーゼロのコーラやガムなどの甘味成分は、合成甘味料です。
この合成甘味料はダイエット効果への疑問と、リスクが有ります。
アスパルテームは、合成甘味料の一種であり、砂糖の３００倍の甘さが有るといわれています。
多くの無糖製品に含まれていますので成分をチェックして下さい。
アスパルテームは体重を増やす可能性があるという報告もあるようなので、皆さんも充分調べてから摂取すべきと思います。
その他、以下のような健康への影響が指摘されています：
実は痩せない
肥満度を表す BMI を調べたところ、アスパルテームを摂っている人の BMI は下がっていないだけでなく、多くの場合上昇していることが分かったそうです。その理由は腸内細菌のバランスを乱すこと、血糖値をコントロールするしくみが乱されることが関係していると言われています。糖尿病や心疾患のリスクが高くなる:
アスパルテームを摂取すると腸内細菌叢のバランスと多様性が破壊され、肥満になるとともに、インスリンの分泌がうまくいかず、耐糖能異常になると考えられています。耐糖能異常は糖尿病予備軍、あるいは境界型糖尿病と呼ばれる状態で、そのまま放置するとⅡ型糖尿病になります。またⅡ型糖尿病になると、冠動脈の動脈硬化が進むため、狭心症や心筋梗塞などの心疾患が起きやすくなります。発がん性の可能性:
世界保健機関（WHO）の国際がん研究機関は、アスパルテームをヒトに対して発がん性がある可能性があると分類しています。
フェニルケトン尿症との関連:
アスパルテームにはフェニルアラニンという物質が含まれており、先天的にフェニルアラニンの代謝ができない「フェニルケトン尿症」の人はアスパルテームを摂取できません。
【最後に】
アスパルテームは米国のサール社が開発したものです。1973年、サール社はアメリカ食品医薬品局（FDA）に認可を求めたが、科学者たちが「アスパルテームはさまざまな神経障害を引き起こす可能性がある」と主張し、認可されませんでした。それを、後にサール社のCEOに就任した、ラムズフェルド元国防長官が政治的に認可させたと言われています。
学術論文でも、安全であるという論文と危険であるという論文がどちらも存在し、安全であるという論文はサール社が研究機関に委託をしたという噂も有ります。
【参考】
人工甘味料アスパルテームは何が危険なのか、問題は発がん性ではない - 食品なぜなに解決塾 (empacede.co.jp)
人工甘味料「アスパルテーム」の歴史と有害性 | iJAPAN｜有限会社アイ・ジャパン (i-japan.org)